ストランド ビースト。 進化

テオ・ヤンセン展

ストランド ビースト

ホーリーナンバー ストランドビーストは、チューブで構成され、風力によって生物のような歩行をする造形作品。 一脚を構成する各チューブの長さの比率は、「ホーリーナンバー」と呼ばれる13の数字で示される。 プラスチックチューブの各部品を細胞 セル と呼び、ストランドビーストを構成する基本単位としている。 作品の変遷を生物の進化に模している。 作品の変遷 [ ] 1990年以前、コンピューター上を動く人工生命の実験をする。 から1997年まで、チューブを粘着テープで接合したビーストの制作に始まり、風力を活動のエネルギーとする作品を制作。 から2001年、木材を素材とした巨大なビーストを制作。 から2006年、活動のエネルギーであった風力が、ペットボトルに風を貯めた圧縮空気に変わる。 から2014年まで、プラスチックチューブと弁を組み合わせた部品のストランドビーストを制作。 に塩ビ管、タイラップ、ロープ、には塩ビ管、帆布を組み合わせて制作。 にプラスチックチューブ、にはPVCチューブ、プラスチック、キャンバスを使用。 は塩ビ管、タイラップ、テープ、ロープを使用してビーストを制作した。 脚注 [ ] 注釈 [ ].

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テオ・ヤンセン展 沖縄 2017に行ってきたよ!動くストランドビーストを見に行こう!

ストランド ビースト

風が吹くと命が灯る、そんな生き物。 こちらはオランダのアーティストである テオ・ヤンセンが制作した「 ストランドビースト」という作品。 風を動力として動く巨大な制作物で、ストランドビーストとはオランダ語で「 浜辺の獣」を意味するそうです。 こうした"動き"を取り入れた芸術作品はキネティック・アートなんてよばれています。 現在サンフランシスコでは、彼の個展「」が開かれて、実際に本物のストランドビーストを見ることができますよ。 ストランドビーストの構造は ポリ塩化ビニール(PVC)製のパイプを 結束バンドでつなぎ合わせたというとてもシンプルなもの。 それを何本もつなぎ合わせることで巨大な獣にしていきます。 そして、いくつかの羽のようなものをもち、風を動力として動き出します。 動画を見ると、想像してたよりずっと動く!って思いませんか? まるで生きた動物のように、意思をもって前に進んでいるようにみえます。 というのも、テオ・ヤンセンは物理学のバックグランドを持っていて、20年以上前にストランドビーストを作り始めたときから、徹底してその「設計」をこだわっているようです。 風を受けて前に進む、という仕掛けを生きたもののように動くということを目指して作っているのです。 今回の展示会で実際に本人と話をしたというの記者は、彼の興味は「 命がどのように始まり、またどのように進化し変わっていくのか」という点に調査対象を移行させたことを記しています。 実際に彼は現在、生物進化などを研究しています。 ヤンセンは毎年夏に、故郷であるオランダのとある浜辺で新たなストランドビーストを公開しています。 彼の流儀でいうならこれは 新たな生命の誕生なのでしょう。 ストランドビーストにはそれぞれユニークな名前が付けられているということも、それぞれが固有の意思をもった生物であるということを示しているのかもしれません。 そして彼は「 秋にはビーストたちはいちど死に、墓場へと誘われる」と語ります。 今回の展示会のように、人の力や圧縮空気によってビーストたちに再度いのちが宿ることもあります。 科学とアートを掛け合わせたストランドビーストを通してヤンセンは「生命」について考えているのです。 キネティック・アートという領域そのものが"動き"というものを軸としてさまざまな発展を遂げてきました。 そこには科学やテクノロジーへの研究がともなっていて、 機械工学を取り入れた彫刻や 音響や映像などを吸収したデジタルアート、より機械的な仕掛けをともなう インタラクティビティーへとすすんでいきます。 そのキネティック・アートの領域でありながら、ヤンセンは 機械的な装置を使わずに動かしているということも特徴のひとつです。 デジタルなものが溢れるこのご時世に、浜辺でひとり大量のビーストたちに囲まれながら風に吹かれるヤンセンの姿は時代に逆行しているようで、でも はるか先の生命をみつめているようで不思議な感じがします。 ちなみにヤンセンの展示会は以前に日本でも開催されていました。 彼を追ったも日本版が出ています。 「」では特集が組まれ、組み立てて作れるミニ・ビーストが付録としてついてくるんです! これストランドビーストの構造もわかるし、組み立てるの絶対楽しいだろうなあ...。 オランダの浜辺は遠いけど、ちっちゃなビーストを誕生させたいですね。 source: , Cheryl Eddy - Gizmodo io9[] (横山浩暉)• Tags :•

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テオ・ヤンセン展 沖縄 2017に行ってきたよ!動くストランドビーストを見に行こう!

ストランド ビースト

彼の創りあげた「ストランドビースト(Strandbeest=浜辺の獣を意味するオランダ語。 英語だとbeach animal)は、遠目には巨大な昆虫や先史時代のマンモスの骨格に見えることもあるが、柔らかいプラスチック・チューブに粘着テープなど現代の工業化時代の素材でできている。 彼らは始め、アルゴリズムとしてコンピュータの内部に生まれたが、歩くためのエンジンやセンサー、また他のいかなる先進技術も備えていない。 ストランドビーストは、彼らの棲み家であるオランダの海岸でとらえた風と、湿った砂のおかげで移動することができるのだ。 イーペンブルグの研究室で、ヤンセンは生物進化の歴史を学び続けている。 それは、新世代のビーストたちにより大きな能力をあたえるためだ。 彼の夢はいつの日か、風を食べる生き物たちが自ら進化し、自然のサイクルに溶け込んだ新しい生物の一種として、地球に同化して生きる術を学ぶことにある。 ヤンセンの生き物の美しさを目にする者はだれでも、エンジニアであり科学者でありアーティストでもある彼の〈被造物〉が、なにか特別の存在であることに、はたと気づく。 だが、そのユニークな仕事は10年以上もの間、まったく陽の目を見ず、国際アート・コミュニティによって発見されたのは、ほんの最近のことに過ぎない。 この10年、急激なデジタル革命に目がくらみ、ロボット芸術の分野における彼の制作物を、同時代の他の人々の洗練された作品と見比べ、まるで前時代的なものと思い違いをしてきたためにほかならないためだろう。 だが今日のような、持続可能性の追求を念頭にした時代になると、技術と自然の共存が課題であるため、彼のデザイン戦略は突如、最重要視な成果として浮上してきているのは間違いない。

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