仏壇 の お供え。 仏壇のお参りの作法や注意点 お供えの仕方は?

お仏壇にお供えするお餅の色や個数・半紙や供笥を使った正しい飾り方

仏壇 の お供え

お盆の時期は、地域によって違いがあります。 8月13日~16日に行う地域が多いですが、東京など一部の地域では7月13日~16日に行います。 お盆のお供えは、この期間にお仏壇にお供えします。 お盆には仏壇の前に、お供え物や盆飾りを置く棚を用意するご家庭も多いと思います。 盆棚は13日の朝には全て飾り付けを終えて、お供えも並べて整えます。 お供えは早めに置いても問題ありません。 お盆が始まると忙しくなるので、12日より前に盆棚を用意するお宅もあります。 13日から16日の間は、お供え物を欠かさないようにして供養します。 そして17日には盆棚や盆飾りを片付けます。 お供え物も17日には下げることになります。 お供えを送るなら、13日より2~3日前に届くように手配します。 物流が混み合う可能性が高い時期なので、早めの手配を心がけましょう。 お盆の仏壇へのお供え物の金額相場は? お盆のお供えはいくらぐらいのものがよいのでしょうか。 特別なお供えだからといっても、高価なものは返ってご迷惑になる可能性があります。 高ければよいというものではないのです。 かといって、あまり安すぎるものもよくありません。 先方に気を使わせ過ぎない金額が望ましいです。 お盆のお供え物の金額は 3千円~5千円くらいが相場とされています。 初盆の場合は少し多めに見積もって、1万円前後を目安に考えます。 ただし、こうした金額相場は地域やご家庭によって異なるものです。 冠婚葬祭に関わる金額は、ご親戚で足並みを揃えるという地域もあります。 ご親戚の人数が多いお宅では、お供え物の重複を避けるため、お互いに申し合わせて用意することもあるようです。 お盆の仏壇へのお供え物の基本 お盆とは仏教の行事と思われがちですが、日本に古くから伝わる祖霊信仰や農耕儀礼と仏教が結びついて発展した行事であると考えられています。 お盆のお供えは、他の法要や儀式のときのように神仏に捧げるものというより、帰ってきたご先祖様の霊をもてなすためのものなのです。 基本的には、 ご先祖様に感謝の気持ちを表すものがよいとされています。 また、夏の暑い時期なので腐りにくいもの、常温でも傷まないものが好まれます。 お盆の間の数日間仏壇の前に置いておくことを考えて、手間のかからないものを選びましょう。 五供(ごくう) お供えというとお菓子や果物を連想する方が多いと思いますが、実は仏壇のロウソクや線香もお供えのひとつなのです。 仏教においてこれらは五供といい、 ご先祖様の霊をお迎えするための意味が込められています。 宗派によって多少の違いはありますが、「香」「花」「灯燭」「浄水」「飲食」が五供の基本となります。 香 線香 香とは 線香のことです。 香りは故人にとって大切なものとされています。 また、仏壇に手を合わせる人の心を清めるとも考えられています。 線香はお盆に限らず常に仏壇にあるものですが、お盆の時期の線香の香りは特別です。 ご先祖様をお迎えし一緒に過ごす数日間は、線香を欠かさないようにしましょう。 花 仏壇やお墓に供える花を供花(くげ)といいます。 花のように清らかな美しい心で仏壇に手を合わせるという意味が込められています。 生花も故人の供養には欠かせないものです。 心を穏やかにするためのものということで、花を選ぶ際も気をつけるべきことがあります。 まず トゲや毒のあるものは不適切です。 匂いのきつい花や、花びらや花粉が散りやすいものもよくありません。 派手な印象の花も避けたほうがよいでしょう。 灯燭 灯燭(とうしょく)とは、ロウソクなど明かりを灯すことができるものを指します。 ご先祖様を明るくお迎えするためのものです。 線香を使うときに使うものと考えがちですが、ロウソクそのものにもご先祖様を供養するという大切な意味が込められています。 仏壇に手を合わせた後、ロウソクの火を消してからその場を離れます。 その際、息を吹きかけてはいけません。 火は手で仰ぐなどして消しましょう。 浄水 浄水とはきれいな水のことです。 水は仏壇に手を合わせる人の心を清らかにすると言われています。 といっても特別な水を用意する必要はなく、水道水で問題ありません。 お盆の期間中は 毎日取り換えて、常にきれいな水をお供えしましょう。 飲食 飲食と書いて「おんじき」と読みます。 ご家族が食べているものと同じものを、ご先祖様にもお供えします。 ご先祖様が食べられるよう、お皿や茶碗に盛ってお供えするのが基本です。 お盆の飲食は御霊供膳とも呼ばれ、ご飯や味噌汁、漬物、煮物、あえものといった 「一汁三菜」をベースにしたお膳を用意することが多いです。 ただし肉や魚など殺生をイメージするもの、ニンニクやニラなど匂いの強い素材は避けます。 お膳を用意する場合はご先祖様に食べていただくので、仏壇側にお箸を並べます。 宗教宗派によって異なる可能性もありますが、一般的な位置はお箸を手前に、ご飯を左に、知る物を右に配置します。 ただ、仏壇側にお箸を置くことを忘れなければ、お椀の位置についてはあまり難しく考えなくてもよいようです。 お金 五供を毎日欠かさずお供えすることは、仏壇のあるお宅のおつとめでもあります。 では、分家やご親戚など、お盆の時期に帰省して仏壇に手を合わせる際には、どんなお供えを持参したらよいでしょう。 お菓子や果物などが無難ですが、訪問客が多いお宅では食べきれない可能性もあります。 そんなときはお金を包んでいくのもひとつの方法です。 金額はお供え物の相場と同額で、 3千円~5千円を包めばよいでしょう。 表書きは「御供物料」などが一般的です。 故人が好きだった物 お盆のお供えの基本は、 ご先祖様や故人へ感謝の気持ちを表すことです。 故人が好きだったものをお供えするのが、故人を気遣う表れであり一番の供養になります。 お酒も、故人がお好きだったのであればお供えしてもよいでしょう。 法事・法要のお供え物のときは避ける方が多い酒類ですが、故人の好物であればよいご供養になると思われます。 宗派別お盆の仏壇へのお供え物 一般的なお供え物に関して解説してきました。 ここでは、 宗派別にどのような特徴があるのかご紹介していきます。 仏壇にお供え物をする場合には家の宗派をきちんと確認しておきましょう。 曹洞宗 曹洞宗のお盆のお供えは、 お膳と季節の果物や野菜、団子、水の子の4つが基本です。 仏壇にはもちろん、線香や浄水、供花、灯燭も用意します。 お膳のおかずは、きんぴらごぼうや煮豆、野菜のごま和えなど精進料理を用意します。 水の子とは、さいの目に切ったナスやキュウリと洗ったお米を混ぜて作るお供え物です。 団子は団子粉や白玉粉を使ったシンプルな丸い白団子で問題ありません。 あんこやみたらしなどをつけてもよいでしょう。 上記4種以外に、故人がお好きだったものなどもお供えします。 臨済宗 臨済宗のお盆では、線香・浄水・供花・灯燭の他に、仏壇の前に 精霊棚(盆棚)を設けて様々な飾り付けやお供えをします。 まず棚の両側に笹竹とほおずきを飾ります。 季節の果物や野菜・そうめん・昆布や干しシイタケなどの乾物・団子などをお供えし、精進料理のお膳を用意します。 団子は丸い白団子でも、あんこやみたらしなどタレをつけてもどちらでもかまいません。 あとは故人がお好きだったものなどもお供えします。 日蓮宗 日蓮宗でも、仏壇に線香・浄水・供花・灯燭などをお供えすると共に、仏壇の前の精霊棚に様々な飾りやお供えをします。 棚は笹竹とほおずきで飾り付けします。 水の子とミソハギの花を飾り、ご飯とお茶、季節の果物や野菜をお供えします。 宗派ごとに棚の飾りやお供えするものが異なりますが、「これがなければいけない」「これを置いてはいけない」など厳密な決まりがあるわけではないのだそうです。 地域やご家庭それぞれで受け継いできたお供えの仕方があれば、それに従います。 用意できるものを心を込めてお供えすることが大切です。 真言宗 真言宗では、仏壇に線香・浄水・供花・灯燭などを用意し、仏壇の前に精霊棚を設けてお供え物をします。 精霊棚は笹竹とほおずきで飾り付けをし、精進料理のお膳や団子、水の子を用意します。 また、 閼伽水(あかみず)と呼ばれる水を用意することもあります。 閼伽水とは器に入れたきれいな水のことです。 地域によって多少違いがありますが、ミソハギの花の束で清めた水を平たい器に入れてお供えするところが多いようです。 浄土宗 浄土宗でも、仏壇に線香・浄水・供花・灯燭などをお供えするのはもちろんですが、やはり仏壇の前に小机を置いてござを敷き、精霊棚を設けます。 お供えとしては、 ご飯とお茶、季節の野菜や果物、お菓子などを用意します。 はすの葉が手に入るようなら、かぼちゃやとうもろこしなど夏野菜を載せてお供えするとよいようです。 サトイモの葉で代用するお宅もあります。 浄土真宗 浄土真宗には 死後に霊となるというような考え方はありません。 故人は亡くなるとすぐ仏様となり、いつも私たちのそばにいます。 お盆の時期だけ帰ってくるわけではないのです。 浄土真宗のお盆の過ごし方は、普段のご供養と同じです。 特別なことはしません。 ただ、特別なことをしてはいけないという意味ではありません。 どなたかお知り合いから野菜や果物をいただいたり、提灯いただいたりしたら、ありがたくお供えさせていただきましょう。 お盆のお仏壇へのお供え物の置き方 仏壇にお供えをするとき、どういう向きで置いたらよいか戸惑った経験はありませんか? 細かいことではありますが、せっかくご供養させていただくのに失礼があってはいけません。 お盆は地域に根付いた習慣なので、 お供えの置き方も地域によって異なります。 以下は一般的な解説となります。 参考にしていただきつつ、基本的にはお住まいの地域での慣わしに従うようにしてください。 お供え物を置く向き お菓子や果物など、「御供」など掛け紙をかけた品物をお供えする場合は、 お供えする人の側に向けて置きます。 仏壇に向けて置くべきかと思うところですが、仏壇の前に座ったときに氏名などが読めるよう、こちら向きに置くのがよいようです。 これは「お供え物はご先祖様が私たちに返してくださるもの」という考え方に基づいています。 お供えをした後、ご先祖様が「どうぞ皆さんで召し上がってください」と言ってくださいます。 その際、ご先祖様はお供え物の向きを変えることができないので、始めから私たちの側に向けて置かせていただくのです。 そもそも、菓子折りや果物の詰め合わせに向きなどなく、心を込めて置いてあればご先祖様はそのようなことは気になさらないという考え方もあるようです。 お供え物を置く場所 大きな仏壇であれば、 中段にお供え物を置く場所があります。 お盆の時期なら、仏壇の前にお供えを置く棚を設けているお宅が多いです。 棚がある場合は棚の上にお供えします。 お供え物が大きくて棚に載らない場合は、中身を箱から出し、半紙や皿に載せてお供えすることもあります。 一言挨拶してから置く ここでひとつ、注意が必要なことがあります。 お供え物の置き方や向きを把握しているからといって、勝手に置いてはいけないということです。 まず、ご家族に「ご仏壇にお参りさせていただいてもよろしいでしょうか」と一言断って了承をいただきます。 その際「こちらをお供えしてもよろしいでしょうか」と伺いましょう。 必ず品物を紙袋や風呂敷から出してから伺います。 お供え物が多く置き場所がない場合は「こちらに置かせていただいてよろしいですか」と断って、空いているところに置くようにします。 既に置いてある他のお供え物をどかすようなことをしてはいけません。 お盆のお供え物ののし紙のマナー 仏壇にお供えしたものは、後で分け合っていただくのが一般的です。 家族や親族でいただくことが供養につながると考えられています。 個別包装されたお菓子や果物などは、ご家族、ご親族で分配するとよいでしょう。 しかし、数日間お供えしてあったものを食べることに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。 お供えは無理に食べる必要はありません。 昔は、お盆のお飾りやお供え物は、土に埋めたり川に流したりしていました。 ただし現代では、勝手に川に流すわけにいきませんし、マンションや集合住宅では土に埋めるわけにもいきません。 そんなときは、 半紙など白い紙に包んで一般ごみとして処分します。 お供えを捨ててよいのか戸惑う方もいらっしゃるかもしれませんが、仏壇の前から下げるときに再度感謝の気持ちを示せば、ご先祖様もきっとわかってくださるでしょう。 お盆の仏壇のお供えに関するまとめ• お盆のお供え物は13日より前にお供えし、17日には下げる。 仏壇のお供え物の基本は五供と呼ばれる「香」「花」「灯燭」「浄水」「飲食」である。 お供え物として品物を持参する場合は、3千円~5千円を目安に選ぶ。 品物でなく「御供物料」としてお金を包んでもよい。 お盆のお供えは宗派によって異なる。 お供え物を置くときは、ご家族に一言挨拶をしてから。 勝手に置いてはいけない。 お供え物を食べることは供養につながるが、無理に食べなくてもよい。 処分するときは白い紙に包んで一般ごみに。 お盆のお供えは、ご先祖様にお召し上がりいただくためのものです。 地域や宗派によってお供えの仕方は様々ですが、ご先祖様への感謝の気持ちが第一です。 心を込めてお供え物を揃えることが、よりよいご供養につながります。 お供え物への理解を深めて、よいお盆をお過ごし下さい。 最後までお読みいただきありがとうございました。 カテゴリーから記事を探す• 関連する記事•

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お仏壇へのお水の供え方解説。湯飲みに入れたお茶や水はいらないよ【浄土真宗】

仏壇 の お供え

1.お仏壇とは お仏壇は、ただ単にご先祖さまをおまつりするだけの場所ではありません。 お仏壇の中は仏さまのおいでになる世界、須弥山(しゅみせん)をあらわしており、中心に本尊(ほんぞん)さまがまつられています。 そうです、お寺の本堂と同じです。 お仏壇は「家庭の中のお寺」なのです。 2.本尊さま 私たち曹洞宗の本尊さまは、仏教の開祖である釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ・お釈迦さま)です。 お釈迦さまは、私たちのこの生命をどのように生きればよいのかを、お示しくださいました。 お仏壇にはお釈迦様をおまつりします。 基本的には、お釈迦さまだけでよいのですが、お釈迦さまと道元禅師(どうげんぜんじ)、瑩山禅師(けいざんぜんじ)、一仏両祖(いちぶつりょうそ)」のお絵像をお掛けする場合には、中央にお掛けします。 すでに、お釈迦さまがおまつりしてある場合には、その後ろにお掛けします。 「一仏両祖」とは、本尊さまのお釈迦さま、大本山永平寺(だいほんざんえいへいじ)を開かれた高祖(こうそ) 道元禅師、大本山總持寺(だいほんざんそうじじ)を開かれた太祖(たいそ) 瑩山禅師のことです。 一仏両祖のお絵像をお求めになるときは、菩提寺にお願いし、求めてください。 3.お仏壇をまつる意義 お仏壇が、ご先祖をおまつりするだけの場所ではないことは、すでに述べました。 では、お仏壇をまつる最も大切な意義は何でしょうか。 それは、お仏壇は、私たちが仏教徒として生きる信仰実践のよりどころである、ということです。 曹洞宗の信仰実践の基本は、端坐(たんざ)・合掌(がっしょう)・礼拝(らいはい)です。 静かな心で端坐し、お釈迦さまに合掌礼拝することにより、私たちの日々の生活を反省し、教えを生活の中で実践する活力を生むのです。 そして、その実践が心の安らぎへと連なっていくのです。 ご先祖さまをおまつりし、おまいりするということは、生命が、生命から生命へと受け継がれ、今の私があるということへの報恩感謝の実践といえるでしょう。 それは、私が私ひとりで生きているのではなく、多くの生命によって生かされているのだ、と深く実践することでもあるのです。 4.おまつりの仕方 -お仏壇の中心はお釈迦さまです- お仏壇のおまつりの仕方について、まず、最も大切なことは、お仏壇の中心はお釈迦さまであることを、はっきりと心にとめることです。 お仏壇の上段中央に、木彫りや鋳造のお釈迦さまのお像をまつります。 -お位牌は上段の左右に- ご先祖さまのお位牌(おいはい)は、お釈迦さまの左右におまつりし、古いお位牌は向かって右に、新しいお位牌は左におまつりします。 親類、縁者のお位牌等がある場合には、この順におまつりします。 お供え物は、五つのお供えが基本です。 香り(線香、お香)、花、灯明、お水、飲食(お霊膳・おれいぜん、果物、菓子、嗜好品など)の五つです。 ご飯に限らず、皆さんが召しあがる食事を、お供えしてください。 そして、お供えした物は無駄にしないように、いただけるものは皆で分け合っていただきましょう。 また、いただきものをした時は、必ず一度、お仏壇にお供えするようにいたしましょう。 お茶やお水をお供えする器のことを、茶湯器(ちゃとうき)といい、中段の中央にお供えします。 茶湯器が一つの場合、ご飯(お仏餉・おぶっしょう)は、茶湯器の右横にお供えします。 茶湯器が二つの場合は、真ん中がお仏餉です。 お菓子や果物は、高杯(たかつき)に盛りつけて茶湯器の左右(逆の場合もある)にお供えします。 なお、お線香は煙をお供えするのではありません。 よい香りをお供えするのです。 お線香の匂いが苦手という方は、他の香りのハーブ等を、おまいりごとにお供えしてもよいでしょう。 精霊簿(しょうれいぼ・過去帳)は、見やすい位置に置くようにします。 また、毎朝めくって、その日のページになるようにしてください。 -下段には三具足と精霊簿を- 下段には向かって左側より花立て、香炉(こうろ)、ロウソク立ての三具足(さんぐそく)を置きます。 香炉にも表と裏があります。 三本足の場合には、手前に一本の足がくるようにします。 -おまいりの必要品は下段に整えます- 日常、おまいりするために必要なリン(カネ)やお経本、数珠(じゅず)等は、下段または引き出しの中に置きます。 木魚(もくぎょ)がある場合は、木魚を右に、リンを左に置きます。 リンだけの場合は、右に置いてください。 また、お仏壇の中が手狭になったときは、前机を置くとよいでしょう。 以上、標準的なお仏壇のおまつりの仕方について紹介しましたが、現在では家具調のお仏壇のようにコンパクトなものもありますので、分からないことは、菩提寺にお聞きしましょう。 5.おまいりの仕方 朝の洗面をすませたら、朝食前にご飯やお水、お茶をお供えし、お花のお水をかえて、おまいりします。 はじめに、姿勢を正し、お釈迦さまを仰ぎます。 次に、呼吸を整え気持ちを落ちつかせます。 これは、坐禅に通じる作法です。 ロウソクに火を灯し、お線香に一本火をつけ、すこし押しいただいてお上げし、リンを三度鳴らします。 まず、合掌して一礼をします。 合掌のまま、「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」または、「南無帰依仏(なむきえぶつ)、南無帰依法(なむきえほう)、南無帰依僧(なむきえそう)」とお唱えします。 唱え終わったら、リンを三度鳴らし、合掌のまま一礼します。 お仏壇は、その家に住んでいる人の心のよりどころです。 お子さんのいるご家庭では、小さいころから共にお参りをする時間をもちたいものです。 毎日のおまいりの積み重ねが、まごころに生きる姿勢を育むのです。 うれしいにつけ、悲しいにつけ、お仏壇のお釈迦さまにご報告し、曹洞宗檀信徒として人生の指針が常にお釈迦さまの教えにある生活をいたしましょう。

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仏壇のお供えの正しいルールは?種類は?置き方は?

仏壇 の お供え

お盆の時期は、地域によって違いがあります。 8月13日~16日に行う地域が多いですが、東京など一部の地域では7月13日~16日に行います。 お盆のお供えは、この期間にお仏壇にお供えします。 お盆には仏壇の前に、お供え物や盆飾りを置く棚を用意するご家庭も多いと思います。 盆棚は13日の朝には全て飾り付けを終えて、お供えも並べて整えます。 お供えは早めに置いても問題ありません。 お盆が始まると忙しくなるので、12日より前に盆棚を用意するお宅もあります。 13日から16日の間は、お供え物を欠かさないようにして供養します。 そして17日には盆棚や盆飾りを片付けます。 お供え物も17日には下げることになります。 お供えを送るなら、13日より2~3日前に届くように手配します。 物流が混み合う可能性が高い時期なので、早めの手配を心がけましょう。 お盆の仏壇へのお供え物の金額相場は? お盆のお供えはいくらぐらいのものがよいのでしょうか。 特別なお供えだからといっても、高価なものは返ってご迷惑になる可能性があります。 高ければよいというものではないのです。 かといって、あまり安すぎるものもよくありません。 先方に気を使わせ過ぎない金額が望ましいです。 お盆のお供え物の金額は 3千円~5千円くらいが相場とされています。 初盆の場合は少し多めに見積もって、1万円前後を目安に考えます。 ただし、こうした金額相場は地域やご家庭によって異なるものです。 冠婚葬祭に関わる金額は、ご親戚で足並みを揃えるという地域もあります。 ご親戚の人数が多いお宅では、お供え物の重複を避けるため、お互いに申し合わせて用意することもあるようです。 お盆の仏壇へのお供え物の基本 お盆とは仏教の行事と思われがちですが、日本に古くから伝わる祖霊信仰や農耕儀礼と仏教が結びついて発展した行事であると考えられています。 お盆のお供えは、他の法要や儀式のときのように神仏に捧げるものというより、帰ってきたご先祖様の霊をもてなすためのものなのです。 基本的には、 ご先祖様に感謝の気持ちを表すものがよいとされています。 また、夏の暑い時期なので腐りにくいもの、常温でも傷まないものが好まれます。 お盆の間の数日間仏壇の前に置いておくことを考えて、手間のかからないものを選びましょう。 五供(ごくう) お供えというとお菓子や果物を連想する方が多いと思いますが、実は仏壇のロウソクや線香もお供えのひとつなのです。 仏教においてこれらは五供といい、 ご先祖様の霊をお迎えするための意味が込められています。 宗派によって多少の違いはありますが、「香」「花」「灯燭」「浄水」「飲食」が五供の基本となります。 香 線香 香とは 線香のことです。 香りは故人にとって大切なものとされています。 また、仏壇に手を合わせる人の心を清めるとも考えられています。 線香はお盆に限らず常に仏壇にあるものですが、お盆の時期の線香の香りは特別です。 ご先祖様をお迎えし一緒に過ごす数日間は、線香を欠かさないようにしましょう。 花 仏壇やお墓に供える花を供花(くげ)といいます。 花のように清らかな美しい心で仏壇に手を合わせるという意味が込められています。 生花も故人の供養には欠かせないものです。 心を穏やかにするためのものということで、花を選ぶ際も気をつけるべきことがあります。 まず トゲや毒のあるものは不適切です。 匂いのきつい花や、花びらや花粉が散りやすいものもよくありません。 派手な印象の花も避けたほうがよいでしょう。 灯燭 灯燭(とうしょく)とは、ロウソクなど明かりを灯すことができるものを指します。 ご先祖様を明るくお迎えするためのものです。 線香を使うときに使うものと考えがちですが、ロウソクそのものにもご先祖様を供養するという大切な意味が込められています。 仏壇に手を合わせた後、ロウソクの火を消してからその場を離れます。 その際、息を吹きかけてはいけません。 火は手で仰ぐなどして消しましょう。 浄水 浄水とはきれいな水のことです。 水は仏壇に手を合わせる人の心を清らかにすると言われています。 といっても特別な水を用意する必要はなく、水道水で問題ありません。 お盆の期間中は 毎日取り換えて、常にきれいな水をお供えしましょう。 飲食 飲食と書いて「おんじき」と読みます。 ご家族が食べているものと同じものを、ご先祖様にもお供えします。 ご先祖様が食べられるよう、お皿や茶碗に盛ってお供えするのが基本です。 お盆の飲食は御霊供膳とも呼ばれ、ご飯や味噌汁、漬物、煮物、あえものといった 「一汁三菜」をベースにしたお膳を用意することが多いです。 ただし肉や魚など殺生をイメージするもの、ニンニクやニラなど匂いの強い素材は避けます。 お膳を用意する場合はご先祖様に食べていただくので、仏壇側にお箸を並べます。 宗教宗派によって異なる可能性もありますが、一般的な位置はお箸を手前に、ご飯を左に、知る物を右に配置します。 ただ、仏壇側にお箸を置くことを忘れなければ、お椀の位置についてはあまり難しく考えなくてもよいようです。 お金 五供を毎日欠かさずお供えすることは、仏壇のあるお宅のおつとめでもあります。 では、分家やご親戚など、お盆の時期に帰省して仏壇に手を合わせる際には、どんなお供えを持参したらよいでしょう。 お菓子や果物などが無難ですが、訪問客が多いお宅では食べきれない可能性もあります。 そんなときはお金を包んでいくのもひとつの方法です。 金額はお供え物の相場と同額で、 3千円~5千円を包めばよいでしょう。 表書きは「御供物料」などが一般的です。 故人が好きだった物 お盆のお供えの基本は、 ご先祖様や故人へ感謝の気持ちを表すことです。 故人が好きだったものをお供えするのが、故人を気遣う表れであり一番の供養になります。 お酒も、故人がお好きだったのであればお供えしてもよいでしょう。 法事・法要のお供え物のときは避ける方が多い酒類ですが、故人の好物であればよいご供養になると思われます。 宗派別お盆の仏壇へのお供え物 一般的なお供え物に関して解説してきました。 ここでは、 宗派別にどのような特徴があるのかご紹介していきます。 仏壇にお供え物をする場合には家の宗派をきちんと確認しておきましょう。 曹洞宗 曹洞宗のお盆のお供えは、 お膳と季節の果物や野菜、団子、水の子の4つが基本です。 仏壇にはもちろん、線香や浄水、供花、灯燭も用意します。 お膳のおかずは、きんぴらごぼうや煮豆、野菜のごま和えなど精進料理を用意します。 水の子とは、さいの目に切ったナスやキュウリと洗ったお米を混ぜて作るお供え物です。 団子は団子粉や白玉粉を使ったシンプルな丸い白団子で問題ありません。 あんこやみたらしなどをつけてもよいでしょう。 上記4種以外に、故人がお好きだったものなどもお供えします。 臨済宗 臨済宗のお盆では、線香・浄水・供花・灯燭の他に、仏壇の前に 精霊棚(盆棚)を設けて様々な飾り付けやお供えをします。 まず棚の両側に笹竹とほおずきを飾ります。 季節の果物や野菜・そうめん・昆布や干しシイタケなどの乾物・団子などをお供えし、精進料理のお膳を用意します。 団子は丸い白団子でも、あんこやみたらしなどタレをつけてもどちらでもかまいません。 あとは故人がお好きだったものなどもお供えします。 日蓮宗 日蓮宗でも、仏壇に線香・浄水・供花・灯燭などをお供えすると共に、仏壇の前の精霊棚に様々な飾りやお供えをします。 棚は笹竹とほおずきで飾り付けします。 水の子とミソハギの花を飾り、ご飯とお茶、季節の果物や野菜をお供えします。 宗派ごとに棚の飾りやお供えするものが異なりますが、「これがなければいけない」「これを置いてはいけない」など厳密な決まりがあるわけではないのだそうです。 地域やご家庭それぞれで受け継いできたお供えの仕方があれば、それに従います。 用意できるものを心を込めてお供えすることが大切です。 真言宗 真言宗では、仏壇に線香・浄水・供花・灯燭などを用意し、仏壇の前に精霊棚を設けてお供え物をします。 精霊棚は笹竹とほおずきで飾り付けをし、精進料理のお膳や団子、水の子を用意します。 また、 閼伽水(あかみず)と呼ばれる水を用意することもあります。 閼伽水とは器に入れたきれいな水のことです。 地域によって多少違いがありますが、ミソハギの花の束で清めた水を平たい器に入れてお供えするところが多いようです。 浄土宗 浄土宗でも、仏壇に線香・浄水・供花・灯燭などをお供えするのはもちろんですが、やはり仏壇の前に小机を置いてござを敷き、精霊棚を設けます。 お供えとしては、 ご飯とお茶、季節の野菜や果物、お菓子などを用意します。 はすの葉が手に入るようなら、かぼちゃやとうもろこしなど夏野菜を載せてお供えするとよいようです。 サトイモの葉で代用するお宅もあります。 浄土真宗 浄土真宗には 死後に霊となるというような考え方はありません。 故人は亡くなるとすぐ仏様となり、いつも私たちのそばにいます。 お盆の時期だけ帰ってくるわけではないのです。 浄土真宗のお盆の過ごし方は、普段のご供養と同じです。 特別なことはしません。 ただ、特別なことをしてはいけないという意味ではありません。 どなたかお知り合いから野菜や果物をいただいたり、提灯いただいたりしたら、ありがたくお供えさせていただきましょう。 お盆のお仏壇へのお供え物の置き方 仏壇にお供えをするとき、どういう向きで置いたらよいか戸惑った経験はありませんか? 細かいことではありますが、せっかくご供養させていただくのに失礼があってはいけません。 お盆は地域に根付いた習慣なので、 お供えの置き方も地域によって異なります。 以下は一般的な解説となります。 参考にしていただきつつ、基本的にはお住まいの地域での慣わしに従うようにしてください。 お供え物を置く向き お菓子や果物など、「御供」など掛け紙をかけた品物をお供えする場合は、 お供えする人の側に向けて置きます。 仏壇に向けて置くべきかと思うところですが、仏壇の前に座ったときに氏名などが読めるよう、こちら向きに置くのがよいようです。 これは「お供え物はご先祖様が私たちに返してくださるもの」という考え方に基づいています。 お供えをした後、ご先祖様が「どうぞ皆さんで召し上がってください」と言ってくださいます。 その際、ご先祖様はお供え物の向きを変えることができないので、始めから私たちの側に向けて置かせていただくのです。 そもそも、菓子折りや果物の詰め合わせに向きなどなく、心を込めて置いてあればご先祖様はそのようなことは気になさらないという考え方もあるようです。 お供え物を置く場所 大きな仏壇であれば、 中段にお供え物を置く場所があります。 お盆の時期なら、仏壇の前にお供えを置く棚を設けているお宅が多いです。 棚がある場合は棚の上にお供えします。 お供え物が大きくて棚に載らない場合は、中身を箱から出し、半紙や皿に載せてお供えすることもあります。 一言挨拶してから置く ここでひとつ、注意が必要なことがあります。 お供え物の置き方や向きを把握しているからといって、勝手に置いてはいけないということです。 まず、ご家族に「ご仏壇にお参りさせていただいてもよろしいでしょうか」と一言断って了承をいただきます。 その際「こちらをお供えしてもよろしいでしょうか」と伺いましょう。 必ず品物を紙袋や風呂敷から出してから伺います。 お供え物が多く置き場所がない場合は「こちらに置かせていただいてよろしいですか」と断って、空いているところに置くようにします。 既に置いてある他のお供え物をどかすようなことをしてはいけません。 お盆のお供え物ののし紙のマナー 仏壇にお供えしたものは、後で分け合っていただくのが一般的です。 家族や親族でいただくことが供養につながると考えられています。 個別包装されたお菓子や果物などは、ご家族、ご親族で分配するとよいでしょう。 しかし、数日間お供えしてあったものを食べることに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。 お供えは無理に食べる必要はありません。 昔は、お盆のお飾りやお供え物は、土に埋めたり川に流したりしていました。 ただし現代では、勝手に川に流すわけにいきませんし、マンションや集合住宅では土に埋めるわけにもいきません。 そんなときは、 半紙など白い紙に包んで一般ごみとして処分します。 お供えを捨ててよいのか戸惑う方もいらっしゃるかもしれませんが、仏壇の前から下げるときに再度感謝の気持ちを示せば、ご先祖様もきっとわかってくださるでしょう。 お盆の仏壇のお供えに関するまとめ• お盆のお供え物は13日より前にお供えし、17日には下げる。 仏壇のお供え物の基本は五供と呼ばれる「香」「花」「灯燭」「浄水」「飲食」である。 お供え物として品物を持参する場合は、3千円~5千円を目安に選ぶ。 品物でなく「御供物料」としてお金を包んでもよい。 お盆のお供えは宗派によって異なる。 お供え物を置くときは、ご家族に一言挨拶をしてから。 勝手に置いてはいけない。 お供え物を食べることは供養につながるが、無理に食べなくてもよい。 処分するときは白い紙に包んで一般ごみに。 お盆のお供えは、ご先祖様にお召し上がりいただくためのものです。 地域や宗派によってお供えの仕方は様々ですが、ご先祖様への感謝の気持ちが第一です。 心を込めてお供え物を揃えることが、よりよいご供養につながります。 お供え物への理解を深めて、よいお盆をお過ごし下さい。 最後までお読みいただきありがとうございました。 カテゴリーから記事を探す• 関連する記事•

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