易出血 看護。 リハビリや看護に役立つ骨髄抑制(血球減少)とリスク~好中球・血小板・ヘモグロビン減少の注意点~|CLINICIANS

鼻出血患者への対応【いまさら聞けない看護技術】

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1、白血病とは 白血病とは、白血球が腫瘍性に増殖し、その結果正常では出現しない幼若白血球が抹消血液中に増加する造血臓器の疾患です。 造血幹細胞が血球になる過程で大量の白血病細胞に分化し、血液を介して全身に増殖していきます。 また、白血球のみではなく、赤血球、血小板が腫瘍性に増殖した状態も白血病に分類され、それぞれ赤白血病、巨核球生白血病と呼ばれます。 白血病は急性型と慢性型があり、「急性リンパ性白血病(ALL)」、「慢性リンパ性白血病(CLL)」、「急性骨髄性白血病(AML)」、「慢性骨髄性白血病(CML)」の4つに大別されます。 診断は末梢血・骨髄穿刺により行います。 白血病と診断されると治療の結果や病状の把握のため、頻回に採血を行わなければならないので、患者さんに検査の必要性をきちんと説明し理解してもらうことが大切です。 特に小児においては理解が難しいことがあるため、家族の協力が重要となります。 副腎皮質ホルモン剤、アルキル化剤、代謝拮抗薬などの薬剤を併用して使用する多剤併用療法が行われます。 急性型と慢性型では使用する薬剤が異なり、それぞれに出現する副作用も異なります。 このため、個々の治療プロトコルをきちんと確認・把握し、的確な観察と対応が必要となります。 白血病の治療は白血病細胞をできるだけ減少させることを目的として、寛解導入療法が行われます。 骨髄移植では大量の抗がん剤投与、放射線治療を行い、骨髄を他人のものと置き換えることで造血機能を回復させることを目的とします。 私たち医療者は、骨髄移植に対する不安や精神面の把握を行い、抗がん剤による副作用の観察から移植後の感染や出血の予防・観察と継続的に援助を行っていく必要があります。 白血病には様々な分類がありますが、症状としてはほとんど類似しています。 貧血、易感染状態、易出血など正常な血球が不足していることが原因によるものも多く現れます。 ヘモグロビンの値とともに全身の観察を行うことが大切です。 血液幹細胞で白血病化が起こりますが、急性白血病と異なり、白血病裂孔はなく、造血幹細胞の残存がほとんど見られません。 慢性白血病は経過が緩慢であり、外来治療が継続されていきます。 治療による副作用の観察と、インターフェロン製剤の自己注射がきちんとできているかの確認、急性転化の徴候を早期に発見することが重要です。 急性転化になると、白血病細胞が増え続け、急性白血病のような状態となります。 抗がん剤等の効果が期待できず、余命は数ヶ月となります。 原因不明の発熱 2.貧血症状の急速な発現・憎悪 3.赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット値の急激な減少 4.白血球の著名な増加 5.出血傾向の出現 6.血小板減少または著名な増加 7.脾腫の急速な増大 4、看護過程 患者背景 現病歴・既往歴・病態・疾患についての理解度・セルフケア能力・行動・職業・生活環境 全身状態 血液検査・全身症状・局所症状・バイタルサイン・食事の状態・排泄状態・検査データ・化学療法の副作用と合併症 活動・休息 ADLの影響・活動範囲・睡眠状況 知覚・認知 病態・治療についての知識と理解、治療の副作用・症状による苦痛 周囲の状況 家族構成・家族や友人などの支援者の有無、職業・経済状況、社旗的役割への影響、 5、看護計画 白血病における3大症状を理解し看護計画として立案しましょう。 骨髄移植における看護援助については、下記の看護計画と合わせて計画の統合などを行い、観察・ケアを行います。 その他の計画については個々に合わせた問題や必要な看護ケアを立案、援助していきましょう。 このため、患者さんのみならず家族にとっても大変な生活を余儀なくされます。 特に小児においては、母親が病院へ泊まり込みすることによる兄弟への弊害が問題となります。 患者さんへの援助はもちろんのこと、家族への援助も個々に合わせて行っていく必要があります。 また、骨髄移植を受ける患者さんは、ドナーが見つからなければ移植することができません。 化学療法による苦痛のみならず、これからの治療やその計画の進行についての不安を少しでも軽減できるようコミュニケーションを密に取りながらケアにあたりましょう。 また、白血病が治癒した後の外来通院における継続した援助も大切です。 参考文献 (日本がん看護学会誌|外崎明子|2003) jdepo.

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敗血症の看護、観察するべきポイントと看護計画とは

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・生活習慣病 ・器質的疾患 ・それ以外 この3分類です。 生活習慣病:高血圧や動脈硬化 血管壁の負担が大きくなり血管が破綻することが多いです。 器質的疾患: やもやもや病、脳腫瘍 脳血管に関連する疾患です。 脳出血の種類と部位の位置関係 どの部位で出血をきたすかによって、症状や予後が異なります。 脳の断面図と上から見た図を組み合わせて脳を立体的にイメージするとこれから説明する各部位による脳出血の症状が理解しやすくなります。 脳を側面から&CT画像のようにスライスしたイメージを両方持つことで、脳の構造と出血したときの症状が結びつきやすくなります。 被殻出血 脳出血の40~50%と高頻度。 被殻部は運動や感覚だけではなく言語理解や認知などの高次機能を司る神経が通っている部分です。 症状 頭痛、片麻痺、半身感覚障害、顔面神経麻痺が多い。 目が同じ方向を向く 共同偏視を認めることがある。 運動麻痺や感覚麻痺は軽度だが、被殻に隣り合わせになっている内包や視床、側頭葉に影響を及ぼすくらい出血が大きい場合は、重度の感覚障害や失語、意識障害を生じることもある。 視床出血 脳出血の30%の頻度。 視床は視床下部とともに間脳の一部で、感覚機能を調整する神経が集まっている場所です。 視床は脳の中央に位置し、出血すると 死亡率が高い脳出血の1つです。 症状 温冷感覚や接触感覚、痛覚に感覚障害、顔面神経麻痺や片麻痺、頭痛を伴います。 両目が鼻先を見るような寄り目のようになる 内下方偏位見られます。 視床から内包や被殻は近い場所にあるため、出血が大きい場合は運動障害を引き起こす可能性もあります。 視床出血は重度の痺れや神経痛、意識障害、半身麻痺など後遺症が残りやすい脳出血になります。 また、麻痺側を中心に激しい疼痛を伴うことがあり視床痛と呼ばれています。 皮質下出血 脳出血の10~20%の頻度。 大脳の表面を覆う広範囲な部分を指します。 他の脳出血と同様に高血圧が原因になることもありますが、易出血状態や外傷によっても起こる可能性があります。 症状 皮質下が広範囲なので特徴的な症状は特になく出血部位によってさまざまです。 強いてあげるなら、片麻痺、失語、半盲を認める頻度が高いと思われます。 偏視による特徴はありません。 特徴 皮質下出血では、を起こす可能性があります。 脳出血に限らず、脳卒中発症後に時間が経ってから発症するけいれん発作のことです。 一度脳にダメージが生じたことが原因で、痙攣リスクが高くなります。 発作を起こした場合は、脳波を確認し、抗けいれん薬の内服でコントールを開始します。 他の脳出血に比べ症状も軽度で、 予後良好です。 脳幹出血(橋出血) 脳出血の10%の頻度。 脳幹とは間脳・中脳・橋・延髄によって構成されており、生命維持に関わる神経が集中している箇所です。 脳幹は運動・感覚神経の他に体温調節や呼吸管理、心臓の運動の指示を出す場所です。 症状 突然の激しい頭痛、眼球運動の障害、めまい、四肢麻痺、外転神経麻痺、痺れ、意識障害、体温調節ができず高熱になるなど。 他の脳出血とは異なり症状の種類も多く、急激に発症します。 目が全く動かなくなる 正中位固定を認めます。 特徴 脳幹の中でも橋から出血することが1番多いので橋出血とも呼ばれています。 生命維持に欠かせない神経が損傷するため、 挿管管理を必要とする場合や死に至る可能性も高いです。 外科的手術も繊細な場所のため適応外です。 小脳出血 脳出血の10%の頻度。 小脳は運動機能を司る神経が集まっている場所です。 症状 回転性のめまいや吐き気、激しい頭痛、歩行障害、起立障害、意識障害を生じます。 身体のバランスが悪くなるイメージです。 出血を起こしていない方向へ目が向く 健側への共同偏視を認めます。 脳幹に近いので出血が多い場合は、生命の維持が難しくなることもあるので特に呼吸状態に注意が必要です。 特徴 手足が動かなくなるという麻痺症状は認めません。 出血部位と同側に症状が現れます。 例えば、小脳の右側を出血した場合は、右利きの人はお箸を持ってご飯を食べるという動作がやりにくくなったり巧緻性が低下しお箸を持つことが難しくなるなど。 脳出血の検査・診断 頭部CT:出血部位を特定します。 ただし、超急性期かつ少量の出血の場合は顕在化していないことがあり、出血箇所を特定できないことがあります。 頭部MRI・MRA:CTよりも感度が良く確実に出血部位を確認できます。 この2つの検査と症状によって確定診断できます。 症状だけでは脳梗塞か脳出血かを鑑別するのは難しいので必ず画像で確認します。 脳出血の主な治療 薬物治療と安静管理 血圧管理と脳浮腫予防に限ります。 発症後7日間は収縮期血圧140㎜Hg以下が望ましいとガイドライン上で言われています。 脳浮腫予防として2週間以上グリセリンという点滴を投与します。 脳浮腫は受傷後3日目から認め、浮腫が最大になるのは1~2週間と言われていますので、その期間は点滴治療を続けます。 *皮質下出血は予後良好であり薬物治療が基本です。 頭を低い位置で保持してしまう頭蓋内圧亢進症予防のためにヘッドアップが基本です。 出血部位や量によりますが、急性期は床上安静となるでしょう。 ヘッドアップの指示が緩くなってきたら早期にリハビリを開始しないとADLの低下、廃用症候群のリスクが高くなります。 カテーテル治療 大腿動脈から直径2㎜程度のカテーテルを挿入し、血管内に造影剤を投与しながら透視により血管走行を確認し、目的の出血部位までカテーテルを挿入します。 出血部位にコイルと呼ばれる血管損傷部を埋めるものを設置することで止血効果が得られ脳出血を治療できます。 カテーテル治療は脳出血のみならず、脳梗塞の場合では梗塞・狭窄部位をステントを挿入して広げるという方法もあり、脳領域の治療法が広がっています。 動脈穿刺だけなので手術のように全身麻酔や挿管管理も不要なので低侵襲治療として魅力的です。 手術療法:開頭血腫除去術 小脳出血や被殻出血や皮質下出血の一部かつ出血量や血種の大きさ、術中の合併症リスクなど総合的な評価の下、決まります 名前の通り頭蓋骨を一部切り取り、頭蓋内圧を逃がしてあげること、血種を除去することが目的です。 頭蓋骨を外した部分は脳組織が守られていないので、ペコっと凹んだ状態になっています。 そのため、強く抑えたり、ぶつけるなんてことがないように注意しましょう。 救急看護の実際 救急外来 症状から脳出血か脳梗塞のどちらかを疑うと思います。 CTやMRIを撮影するまで確定できないので、ベッドはフラットのままで初期診療を行います。 バイタルサイン測定、意識レベルの確認、採血はいつも通り実施します。 症状を確認し、早急にCT撮影へ行き診断がつきます。 (緊急なのでMRIに行くことはほぼないでしょう。 ) 出血と分かれば、 ベッドアップをどのくらいにするか医師へ確認しましょう。 恐らく 16~30度程度になるはずです。 視床出血や脳幹出血などの場合は挿管管理となる場合もありますので呼吸状態に注意が必要です。 救急外来から直接アンギオや手術へ出棟する場合やICUに入室することになりますので、各部門で時間調整が必要です。 救急部ICU 脳幹出血や出血部位が広範囲で急変リスクが高い状態の患者が入院対象になります。 また術後患者も該当します。 合併症予防が1番の役割です。 合併症として注意が必要なのは 再出血、脳血管攣縮、脳浮腫予防の3つです。 特に脳幹で近い箇所での出血の場合は、呼吸状態が急激に悪化する可能性もあるので家族のケアも求められます。 救急病棟 比較的軽症の脳出血患者が対象です。 出血の拡大の有無を評価するため搬送後 3時間、6時間、12時間後など時間を刻んでCT検査で確認するでしょう。 ICUと一緒で 合併症予防に努めます。 特に1番力を入れるのは 血圧管理となりますが、出血の吸収と血圧の良好なコントロールができればリハビリを始めます。 後遺症が残らないようなるべく早期にリハビリ介入をし、急性期を脱したら一般床への転棟または転院調整に入ります。

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リハビリや看護に役立つ骨髄抑制(血球減少)とリスク~好中球・血小板・ヘモグロビン減少の注意点~|CLINICIANS

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感染症の中でも、全身感染を引き起こす重症症状の一つとして敗血症があります。 基本的には、背景として悪性腫瘍、血液疾患、糖尿病、肝・腎疾患、膠原病 こうげんびょう などの基礎疾患がある場合に発症しやすいです。 または化学療法や放射線治療を受けて白血球数が低下している、副腎皮質ホルモン薬や免疫抑制薬を投与されて、感染に対しての抵抗力が低下している場合も、敗血症を起こしやすいので注意とされています。 当ページでは、敗血症発症後の看護、看護計画について様々な情報を詳しく紹介していきますので、敗血症の患者さんへの看護に自信がない方は特に、しっかりお読みいただき、確かな知識を得て日々の看護に活かせるようにしてください。 1、感染症とは 敗血症は感染症のため、感染についてまずは知識をつけましょう。 感染症とは、環境中(大気、水、土壌、動物など)に存在する病原性の微生物が、人の体内に侵入し、引き起こされる疾患です。 私たちには通常見えない、多くの微生物(細菌、ウイルス、真菌が存在します。 その中で、感染症を引き起こす微生物を病原体といいます。 感染は、病原体が人間の体内に侵入、定着し、増殖、この全てが成り立つことで成立します。 感染したとしても、症状が現れる場合(顕性感染)と,はっきりとした症状が現れない場合(不顕性感染)があります。 まずは、目に見えない病原体や寄生虫が、どこから(感染源)、どのように侵入するのか(感染経路)を知ることが大切となります。 感染源は、病原体に感染した人(感染者)・動物・病原体で汚染された物や食品が感染源となります。 1-1、感染経路 感染を起こしていたとしても、感染経路を遮断できれば他に病原体が伝播することは防げます。 感染においてとても重要となります。 接触感染、飛沫感染、空気感染(飛沫核感染)の3つが大きく分けてあります。 接触感染は、皮膚や粘膜の直接的な接触、手、ドアノブ、便座、スイッチなど表面を介しての接触で、病原体が付着していると感染となります。 主に汚染された食品や汚物などが口から体内に侵入します。 ノロウイルス、0-157、感染性胃腸炎などが代表となります。 飛沫感染とは、咳やくしゃみといった、飛んだ唾やしぶきなどの病原体を吸入することで、引き起こされる感染です。 マスクの着用や距離を保つことが有効です。 インフルエンザ、風邪などが代表となります。 飛沫に含まれる水分が蒸発した粒子を飛沫核といい、空間に浮遊して広範囲に広がります。 病原体は埃と一緒に浮遊し、これらを吸入することで感染し、空気感染または飛沫核感染といわれています。 ノロウイルスが代表となります。 2、敗血症とは 肺炎や腎盂腎炎など、ある部分が感染症を起こしている状態から、血液中に病原菌が入り込み、重篤な全身状態にしてしまう病状をいいます。 血液中に病原体が入りこむ病名としては、腎盂腎炎による尿路感染症、肺炎などの呼吸器感染症、胆管炎、胆のう炎、褥瘡感染などが挙げられます。 また、中心静脈カテーテルなど、血管内カテーテルを留置している場所の汚染から体内に感染するケースもあります。 2-1、敗血症の症状と敗血症ショック 細菌が血液中で増殖し、その毒素によって高熱・悪寒戦慄などを起こします。 血液中の細菌が、二次的に様々な臓器に定着して増殖を始めると、その臓器が障害された際の症状が出現します。 ・肺が障害される 気管支肺炎や肺梗塞の症状である咳や呼吸困難、胸痛など ・心臓が傷害される 心内膜炎や心不全症状など 障害される場所によって症状は違いますが、基本的には重篤な症状を引き起こします。 重症の敗血症の場合、と言われる皮膚や粘膜に出血斑が見られます。 重症化してしまうと、血圧低下・無尿といった敗血症性ショックを起こして、早いと数時間で死に至る場合もあります。 敗血症ショックは、下記の兆候が一つでも当てはまると敗血症ショックと診断され、迅速な対応が必要とされます。 皮膚の一部が変色している• 排尿量が著しく少ない• 呼吸困難• 動悸がするまたは心拍数が速いなど、心臓機能が異常である• 体温低下による悪寒• 極度の脱力感、ふらつき 2-2、敗血症の治療 敗血症は、診断と治療が早ければ早いほど、生存確率は高まります。 医師は、多くの薬剤を使用します。 脱水と血圧を保つために、大量の輸液製剤を行います。 第1選択薬はノルアドレナリンです。 ノルアドレナリンは、血管収縮作用に強力な力を持っています。 0以下など極端に減少している場合には、輸血を行う必要があります。 感染リスクを高めるため、通常は推奨されていません。 十分な輸液や昇圧剤、血管作動薬を使用しても、敗血症ショックが落ち着かない場合に限り、低用量のステロイド療法が推奨されています。 3、DIC(播種性血管内凝固症候群)を合併した場合 DICを合併した場合には、深部静脈血栓予防が重要となります。 過凝固状態を制御するために、抗凝固療法が必要となります。 しかしヘパリンは、出血症状を助長する作用を持っています。 その軽減を目的とした低分子量ヘパリン(フラグミン)やトロンビンなどの活性化凝固因子の阻害作用をもつメシル酸ガベキサート(FOY)などを使用し、治療を行います。 では、どのような看護問題があがるのでしょう。 1)体温が不安定な状態の場合には「敗血症に関連する発熱(低体温)が原因の身体的苦痛」と挙げてよいでしょう。 2)バイタルサインが安定せず、意識障害も伴う重篤な場合には、「血圧低下、意識障害による生命の危機リスク状態」と挙げてよいでしょう。 3)低酸素血症で酸素化が保てず、呼吸状態の悪化が見られる場合には「低酸素血症による呼吸苦出現が原因の身体的苦痛」と挙げてよいでしょう。 4)DICを併発している場合には、出血リスクが高まります。 「DICを併発していることによる、身体損傷リスク状態または易出血リスク状態」と挙げてよいでしょう。 敗血症といっても、様々な症状があります。 今、患者様にとって必要なケアは何かをよく観察し、個別性にあった看護問題を立案するようにしましょう。 5、敗血症を患っている患者様の看護計画 敗血症看護のを行う際に、必要な観察ポイントや情報は何かを整理しましょう。 患者背景(身長、体重、年齢、現病歴、基礎疾患)• 全身状態(体温や脈拍、呼吸などのバイタルサイン、皮膚の出血、尿量、意識レベルなど)• 活動、休息(ADLの状況、休息がとれているか) これらの情報をまとめ、現在の患者様の状態を把握する材料とします。 敗血症を患っている患者様の看護計画 では、先に挙げた各々の看護問題に該当する、看護計画を立案していきましょう。 5-1、OP• 全身状態:発熱、低体温、白血球増加、白血球減少、呼吸数増加、脈拍数増加、CRP上昇、出血部位、SPO2低下、意識障害• 泌尿器症状:血尿、細菌尿、尿混濁• 呼吸器症状:咳や喀痰、呼吸困難• 消化器症状:悪心、嘔吐、腹痛 5-2、TP 発熱に関連する内容の場合は、• 高体温の場合、悪寒が伴っていなければ氷枕や腋窩、そけい部にを行い解熱する• 悪寒がある場合は、温罨法を行いながら掛け物をかけて保温する• 医師の指示に基づき、解熱鎮痛剤を使用する。 ただし、血圧が低い場合は医師に相談とする• 発熱で体内水分が失われていくので、水分補給を十分に行う。 できない場合は、輸液製剤で補えるように医師と相談する 呼吸に関連する内容の場合は、• 医師の指示に基づき、酸素療法を開始する• 口呼吸の場合、口内が乾くので、経口摂取が可能であれば水分補給を行う• 起坐位など、体位調整を行い本人の呼吸が楽な体位をとる DICを併発し、易出血状態の場合は、• 歩行可能の場合には、歩行状態を確認しスリッパから靴へと変更する• 床上安静の場合には、ベッド柵には布団など保護できる柔らかい素材を使用する• ベッド周りの身体を傷つける可能性のあるものは、除去しを行う 5-3、EP• 理解力がある患者様や家族から協力が得られる場合に限る• 体温上昇や息苦しいなど、身体の不調が合った場合にはナースコールですぐに呼ぶように伝える• 家族が付き添いをしている場合、意識障害など異常を感じた場合にはすぐにナースコールなど看護スタッフを呼ぶように伝える• DICを併発している場合には、身体中が出血しやすい状態であることを伝える このように看護計画を立案しましたが、個別性を持って患者様の病状に合わせて立案していってください。 まとめ いかがでしたでしょうか。 重症化しやすい感染症の一つである敗血症になってしまうと、様々な重篤な症状を発症し、生命の危機に直面することが多い病気の一つです。 患者様の様子をよく観察し、どのようなケアが今必要なのか正確な判断が必要とされます。 当ページで記載した敗血症の症状や治療、観察ポイントなどの基本的な知識をつけて、日々の看護実践の場で活用していただければと思います。 jdepo.

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