愛し の リビング デッド。 FINAL FANTASY XIV, The Lodestone

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愛し の リビング デッド

この記事はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 タイトルは『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』表記のものもある。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 を参考にして、 物語全体の流れが理解できるように(も含めて)、をしないよう ご自身の言葉で。 ( 2018年7月)() 父の墓参りの途中、バーバラと兄のジョニーは生ける屍(ゾンビ)に襲われる。 兄を殺された恐怖と悲しみの中、バーバラは近くの民家に逃げ込む。 民家には新たに黒人青年のベンが逃げ込み、地下室には若いカップルのトムとジュディ、クーパー夫妻と大怪我を負った娘が潜んでいた。 外部との連絡も取れないまま、周囲はゾンビの群れに取り囲まれていた。 ドアや窓を塞ぎゾンビの侵入を防いだうえで脱出の方策を探るベンに対し、救助が来るまで地下室に籠ることにこだわるハリーが対立する。 ゾンビたちが人間を食い殺していることをテレビで知ったバーバラたちは、最寄りの避難所への脱出を試みるが、ガス欠のトラックに給油しようとした際に漏れたガソリンに引火しトラックは爆発炎上、トムとジュディが焼死してしまう。 停電となり情報も得られなくなった中、ベンが玄関先で燃やしていた椅子も燃え尽きたことで牽制されていたゾンビたちが次々に押し寄せる。 さらに塞がれていた窓は次々に破られ状況は絶望的に悪化していく。 キャスト [ ] ベン 演 - 本作の主人公。 ゾンビに襲われたバーバラが逃げ込んだ民家にやってきた黒人男性。 ドアや窓を塞ぎゾンビの侵入を防いだり、民家から銃を探し出すなど、比較的冷静に事態に対処する。 バーバラ 演 - 本作のヒロイン。 兄を襲われた恐怖と混乱から茫然自失となり、最後はゾンビ化したジョニーに襲われて行方不明になる。 ハリー・クーパー 演 - () 自己中心的な中年男性。 ゾンビへの対処にも消極的で、ベンとの軋轢の原因となる。 ヘレン・クーパー 演 - () ハリーの妻。 絶望的な状況の中で夫に対しての不満を募らせている。 トム 演 - () 最初に民家へ逃げ込んでいた青年。 ベンには比較的協力的でトラックを運転できるため、脱出のために手を打とうとするが、結果的に悲劇を招く。 ジュディ 演 - () トムの恋人。 トムを案じるあまり突発的な行動に出て、事態を悪化させてしまう。 カレン・クーパー 演 - () クーパー夫妻の娘だが、すでにゾンビに噛まれて意識朦朧の状態に陥っている。 ニュースキャスター 演 - () ピッツバーグの現状を伝え続けているニュースキャスター。 セメタリーゾンビ 演 - () 喪服を着た白人男性のゾンビ。 作中で最初に登場するゾンビで、ジョニーを殺害しバーバラに襲いかかり、彼女を執拗に追跡する。 序盤からラストまで登場する見せ場の多いゾンビ。 コナン・W・マクレランド 演 - () 舞台となるでゾンビ退治の先頭に立つ保安官。 「一度死んでいるので動きが鈍い」「火を恐れる」「頭部を破壊すると動きを停止する」といったゾンビの特徴は彼の口から語られる。 ビル・カーディル 演 - () TVリポーター。 ジョニー 演 - バーバラの兄。 物語の序盤でゾンビに襲われて死亡するが、終盤にゾンビ化して再登場し、バーバラを連れ去った。 ワシントンリポーター 演 - ジョージ・A・ロメロ スタッフ [ ]• 製作:ラッセル・ストライナー、カール・ハードマン• 監督・原案:ジョージ・A・ロメロ• 脚本:ジョン・A・ルッソ• 撮影・編集:ジョージ・A・ロメロ(クレジットなし)• 音楽:ウィリアム・ルース、フレッド・シュタイナー• 特撮:レジス・サーヴィンスキー、トニー・パンタネラ 作品解説 [ ] 劇中の一場面 本作はタッチの手法で、9か月を費やしてモノクロ16mmフィルムで撮影された。 「人外の者たちに一軒家が包囲・襲撃される」という描写は、の小説『』(1954年)からされたものである。 本作は、後年に渡って数多く作られるゾンビ映画の礎でもある。 『』()はによる続編的。 本作に『』()、『』(1985年)、『 2005年 』、『 2007年 』、『 2009年 』をあわせて『 ジョージ・A・ロメロのデッド・シリーズ』と呼ばれており、各映画はそれぞれ権利元は異なるものの世界観は共通している。 また、権利元が違うため別名になっているものの複数作にまたがって登場するキャラクターもおり、代表的なのは演じる ブレイズや演じる ブルーベイカー。 「ブレイズ」は『ゾンビ』に登場した暴走族のサブリーダーであり、『ランド・オブ・ザ・デッド』にはゾンビ化した姿で マチェーテゾンビという名で再登場を果たした。 一方「ブルーベイカー」は『ランド・オブ・ザ・デッド』に登場した兵士で、『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』では「大佐」、『サバイバル・オブ・ザ・デッド』では「軍曹」というキャラクター名で再登場を果たしている。 これらのキャラクターは権利上の問題で作品毎に別名になっているが、同じ演者を起用したり服装を忠実に似せており、同一キャラクターであることがわかるようになっている。 本作では人外の者のことを リビング・デッド("Living Dead", 生ける屍)または グール("Ghoul", 食屍鬼)と呼称しており、 ゾンビという呼称は次作『ゾンビ』からの登場である。 著作権消失 [ ] 本作はタイトルを Night of the Flesh Eaters から Night of the Living Dead へと変更した上で配給された経緯があり、その際に標記を欠落させたことから、アメリカでは状態にあるとみなされている。 このため、販売用のビデオやDVDをコピーしたものをインターネット上でそのまま制限なく配信している場合がある。 ソフト化 [ ] VHS• ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド〜ゾンビの誕生 (CIC・ビクター) 他、多数。 レーザーディスク• 生ける屍の夜 (パイオニア)• ナイト・オブ・ザ・リビングデッド (1992年3月26日、日活 NDH-119)• ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド デジタル修復版 (1997年8月21日、ハピネット SHLY-98) DVD• ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド デジタル修復版 (1998年9月25日、ハピネット BIBF-1009)• ナイト・オブ・ザ・リビングデッド スペシャルエディション (2005年12月23日、デックスエンタテインメント DXDS-0015)• ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド コレクターズBOX (3枚組DVD、2005年12月23日、デックスエンタテインメント DXDB-0005 )• Disc-1:ナイト・オブ・ザ・リビングデッド スペシャル・エディション• Disc-2:ナイト・オブ・ザ・リビングデッド デッドリー・カラー・エディション - されたバージョン• Disc-3:特典ディスク• ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド (2006年9月15日、WHDジャパン) - パブリックドメイン版低価格DVD• ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド (2006年12月31日、デックス エンタテインメント)• ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 新訳版 (2007年2月20日、フォワード IDM-108) - パブリックドメイン版低価格DVD• ナイト・オブ・ザ・リビングデッド スペシャルエディション (2007年12月21日、デックスエンタテインメント KBBBF-7327) Blu-ray Disc• 原題は。 トム・サヴィーニの手によるリメイク作品。 原典の脚本をロメロが脚色している。 原典をほぼ踏襲しているが、原典ではほとんど怯えているだけだったバーバラが次第に強い女性として変貌していくなど、制作当時の世相に合わせた改変が加えられている。 また、ベンとハリーの確執に至るエピソードを増やしたり、2人が撃ち合い始めるきっかけをゾンビ化したハリーの娘をベンが射殺したことに変更したり、負傷したベンが1人で地下に篭城した際にガスタンクの鍵を見つけるシーンが追加されている。 ラストに登場する自警団も、原典ではゾンビを1人ずつ倒すだけだったのに対し、本作ではゾンビを木から吊るして射撃をしたり、ゾンビ同士を闘犬のように戦わせて賭けをしたり、ビールを片手にレジャー感覚でゾンビ狩りをする姿が描かれており、「ゾンビより生者の方が醜く恐ろしい」ことを感じさせるエンディングになっている。 キャスト• ベン -()• バーバラ - ()• トム - ウィリアム・バトラー()• ジュディ - ケイティ・フィナーラン()• ハリー・クーパー - トム・トールズ()• ヘレン・クーパー - マッキー・アンダーソン()• サラ・クーパー - ヘザー・メイザー• ジョニー - () スタッフ• 監督:トム・サヴィーニ• 製作:ジョン・A・ルッソ、ラッセル・ストライナー• 製作総指揮:、ジョージ・A・ロメロ• 脚本:ジョージ・A・ロメロ• 撮影:フランク・プリンツィ• 音楽:ポール・マックローグ ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 最終版 [ ] 1999年。 原題は Night of the Living Dead: 30th Anniversary Edition。 本作の30周年を記念してジョン・A・ルッソが新たに15分の追加撮影分を加えて再編集したもの。 ロメロ自身は関与していない。 冒頭に登場するビル・ハインツマンが演じるゾンビが棺桶から蘇るシーンなどが追加されているほか、音楽も新規に録音されている。 キャスト• ベン - ()• バーバラ -• ジョニー - ラッセル・ストライナー()• ハリー - カール・ハードマン()• ヘレン - マリリン・イーストマン• トム - キース・ウェイン()• ジュディ - ジュディス・リドリー• ニュースキャスター - チャールズ・クレイグ• カレン - カイラ・ショーン 以下は最終版のみのキャスト。 ヒックス牧師 - スコット・ウラジミール・リシナ• マイキー - アダム・ノックス• ダン - グラント・クレーマー() スタッフ• 製作総指揮:ジョセフ・ウルフ• 監督:ジョン・A・ルッソ(追加部分)• 撮影:ビル・ハインツマン(追加部分)• 編集:ジョン・A・ルッソ、ビル・ハインツマン• 音楽:スコット・ウラジミール・リシナ チルドレン・オブ・ザ・デッド [ ] 2001年。 原題は。 本作の続編および「ロメロのデッドシリーズ」の番外編として製作されているが、この作品もロメロは関与していない。 トム・サヴィーニが出演している。 キャスト• ランドルフ - マーティー・シーフ• ヒューズ - トム・サヴィーニ• マシュー・マイケルズ - ダミエン・ルヴァラ• ローリー・ダネージ - ジェイミー・マッコイ• ダスティ - サム・ニコテロ• キャンディ・ダネージ - ハイディ・ハインツマン• アボット・ヘイズ - A・バレット・ワーランド スタッフ• 監督:トー・ラムシー• 製作・脚本:カレン・L・ウルフ• 製作総指揮:ジョセフ・ウルフ、ジョン・A・ルッソ• 撮影:S・ウィリアム・ハインツマン(ビル・ハインツマン)• 音楽: 超立体映画ゾンビ3D [ ] 2006年。 原題は。 赤青メガネを使ったの3D映画でのリメイク。 冒頭のシーンなどはオリジナル版を踏襲しているが、それ以降はほとんど独自シナリオで展開されていく。 オリジナル版映画は作中世界において実在の映画という位置づけであり、劇中のテレビでオリジナル版が放送されている。 2012年にはにあたる も製作されている。 キャスト• バーブ - ブリアーナ・ブラウン• ベン - ジョシュア・デローシュ• トヴァーJr - シド・ヘイグ• ヘンリー・クーパー - グレッグ・トラヴィス• エリー・クーパー - ジョナサン・ブラック スタッフ• 監督・製作:ジェフ・ブロードストリート• 製作総指揮:インゴ・ユヒト• 脚本:ロバート・ヴァルディング• 撮影:アンドリュー・パーク• 編集:ロバート・ヴァルディング• 音楽:ジェイソン・ブラント その他の作品 [ ]• (別題: Mimesis、2011年)• マニアックなホラーファンが、いつの間にか1968年の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の世界にさまよい込んでしまうというストーリー。 Night of the Living Dead: Resurrection (2012年)• 本作の舞台を現代のイギリスに置き換え、イギリスで製作されたリメイク作品。 (2015年)• 3D映画として製作されている本作のリメイク作品。 『死霊創世紀』のトニー・トッドが再びベン役で出演。 脚注 [ ].

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愛し の リビング デッド

CONTENTS• これから先は、そう深読みせずとも気楽に視聴できるタイプの作品が、いくつか続く。 「蟲師」では、日本各地に残る史跡や、古い言い伝えから着想した伝奇が多く見られる。 それらはまるで、岩手県遠野地方に伝わる伝承をまとめた「遠野物語」を、日本全国版に広げたもののようだ。 今回は、深い谷を挟んだ山と山の間につるを編んで架けられた原始的な吊り橋、徳島県三好市祖谷にある「かずら橋」(重要有形民俗文化財)に材を得たと思われる物語だ。 夜の森を抜け、息せき切って吊り橋に到着した二人は、橋を渡り始める。 ところが橋の途中、女が踏板を踏み抜いて、そのまま橋の下に落ちてしまった。 ハナ! 男の悲壮な声が女の名を呼んだ。 今回のギンコは、依頼主からもらった手紙を頼りに、とある村を訪ねる。 その村とは、例の吊り橋を渡った先にある。 ギンコ「いい感じの橋だなオイ・・・」 橋の手すりに手をかけて、ギンコはその頼りない橋を渡り始めた。 ギンコ「こりゃぁ、もうキてんじゃねぇか!?」 腰の引けた恰好で、ギンコはなんとか橋を渡り切った。 肝を冷やしたギンコが橋を渡ったところで葉巻をふかしていると、ちょうど男が通りかかった。 男の案内で、ギンコは手紙の主を訪ねた。 命は助かったものの、日向でぼうっとするばかりで、話すこともできなくなってしまったという。 冒頭に描かれていた、あの事故で橋から落ちた女がハナだ。 ハナは腰まで届く長い髪を室内に向け、縁側で静かに正座している。 ギンコが隣に座ってよく観察すると、ハナの目に光はなく、表情もない。 ただぼんやりしているばかりだ。 長い髪から、さらに長く飛び出した黒い紐のようなものに気づき手を伸ばすと、その紐は嫌がるようにハナの髪に隠れてしまった。 ハナの家を辞し、外に出るとさっきの男が待っていた。 男の名は「ゼン」。 ゼンは、冒頭でハナの手を引いていた男だった。 ゼン「ハナを、あんなにしたのは俺だ。 頼む、何とかしてやってほしい!」 ギンコ「谷底へ案内してくれるか。 棚田の端でハナは泣いていた。 本家から縁談話が舞い込んだのだ。 隣に座るゼンはハナに「もう泣くなよ」と言うものの、ハナが縁談を断れないのは分かっていた。 もし断れば、この山里への支援がなくなり、皆が困ってしまうから。 ゼン「・・・逃げようか」 ぼそりとゼンが切り出した。 そうすればゼンの親もハナの親も村八分にされるが、子どもの幸せを望むなら分かってくれるはずだとゼンは説得する。 二人は恋仲だったのだ。 そして冒頭のシーンに繋がる。 かずら橋の真ん中で、ハナは立ち止まる。 ハナ「やっぱりダメだよ。 こんなふうに私たちだけ、幸せになんかなれないよ」 どうしても家族や村に迷惑がかけられないと言い出したのだ。 「そんなの俺は嫌だ!」と、ゼンはハナの手を引こうとするが、ハナは後ずさる。 ゼンの知らせで村人が集まり、谷底にハナを捜した。 そこに、到底助からない高さから落ちたはずのハナが、ひょっこり自分の足で歩いてきた。 もう、ずいぶん前の話だが・・・」 ハナの髪から顔を出していた黒い紐状の蟲。 「谷戻り」と「一夜橋」の伝承。 これらから、ギンコはどんな蟲が関わっているのか分かったようだ。 靴を脱いで木に登ると、無数の細いニセカズラがいた。 手にとり引っ張ると、ニセカズラは簡単に切れる。 ギンコ「ニセカズラにしちゃずいぶん弱々しいな。 一定方向に引けばもろいが、逆方向に引けば丈夫なのだ。 やがてギンコの見ている前で、ニセカズラは残る日向に移動していった。 今ギンコとゼンは谷底に来ている。 山と山の間に橋が架けられるくらいだから、この谷は深く、両方の山は近接している。 つまり、あまり陽のささない場所だ。 ニセカズラは陽の光が必要な蟲らしく、ここいらでは日照量が足りず弱々しい姿なのだ。 ギンコ「おまえには酷なことを言う」 木を降りたギンコはゼンに自分の考えを話した。 ギンコ「谷戻りも一夜橋も、おそらくただの言い伝えじゃない。 どっちもニセカズラで説明がつく。 普通、ニセカズラは木の上で生活してるモノだが、この谷のニセカズラは生物の・・・体を乗っ取ることで谷の底から出ようとしているのだろう。 奴らにはもっと陽の光が必要だが、谷を登る力が備わっていないからだ」 ニセカズラは乗っ取った生物に宿り陽の光を浴び、力を蓄える。 そうして強くなったニセカズラが一定数に達すると宿主から出て、群れ成して谷を渡り、もっと日当たりの良い場所に移動するのだろう。 ニセカズラが群れ成して谷を渡るときにできるのが一夜橋なんじゃないか、とギンコは推測する。 さらに、蟲の渡りは20年ごとだと聞いたことがあると。 ニセカズラは死体に寄生している可能性が高い。 だとしたら、抜け出ても・・・死体に戻るだけ」 要するにハナはリビングデッドだと、ギンコは言ったのだ。 ゼンはすっかり気落ちしてよろけ、傍らの木に背中をあずけた。 ゼン「・・・今年だ。 前に一夜橋が見られたのは、俺のじいさんが生まれた年だって聞いた。 じいさんは今年60歳だ!」 一夜橋ができる蟲の渡りが20年ごとだから、今年がちょうど一夜橋ができる年なのだ。 ここでゼンはギンコに頼みごとをする。 ゼンの望みと母親の望み。 ゼン「何とか伸ばせないか? 元に戻してくれとは言わない。 少しでも長く生きててくれれば、それで・・・」 ゼンは深々とギンコに頭を下げた。 もうハナが話すことも笑うこともゼンを見ることもない。 対して、ハナの母親はまったく違った反応を見せた。 母親「その蟲を取り除くことはできるのでしょう?」 ギンコ「えぇ。 ですが、十中八九、その場で亡くなります」 母親「構いません! あの子が、このまま生きていて幸せだとお思いですか? ならいっそ・・・」 ここではまるでハナのことを思って言っているかのように見せて、じつは本家の面子を気にしているだけだと、続く言葉で分かる。 母親「ハナが元に戻ればもらってくださる良縁があるのです。 もうこれ以上、お待たせするわけにはいかないのです」 ハナは「本家からの縁談」と言っていた。 つまりハナの家は分家筋になるのだろう。 ハナが本家に入る縁談なのか、もしくは本家が仲介する縁談なのか定かではないが、もう3年も待たせてしまっているので一刻も早くハナを嫁に出したいのだ。 そうしなければ本家の面子を潰すことになってしまうから。 ハナが死んでしまえば嫁に出すこともできないし、それなら仕方がないと本家も納得してくれるだろう。 そうすればこの村への支援がなくなることもないだろう。 と、母親はそう考えたのだ。 本家の面子を何より重視するこの母親のような考えは、狭い村社会ならではだ。 できれば個人の幸せの方を大事にしてほしいところだが、そんな個人主義はここ半世紀くらいで一般的になったもの。 当時はこれが当たりまえだった。 要は、いろいろ貧しかったのだ。 物質的にも、精神的にも、経験的にも。 気位の高い昔の母親はそんなものだ。 良い悪いと、今の常識から判断しても仕方がない。 何の疑問も抱かず、自分が母親にされてきたことを踏襲している、それだけだ。 いわばこの母親も、現代の我々の感覚からすれば蟲だ。 いくら理解できなくても「そういうもの」なのだ。 変えることも、ましてや滅ぼすこともできない。 上手く対処する知恵をつけるしかない。 ここがゼンとハナの考えの違いを生んだ。 二人で逃げようと言い出したときゼンは、「俺の親はわかってくれる。 この辺りの、村社会特有のウエットな感情は、第2話「瞼の光」にもチラリと触れられている。 家の名に傷をつけるような子どもなら、いないことにしてしまおうと、本心から思っているのだ。 残念ながら、これが現実。 物のようには扱えない」 そう言うと席を立った。 もうこの家に用はない。 ギンコのこういう情に厚いところが、本作の大きな魅力だ。 だいたい蟲すらおいそれと殺さないギンコが、いくら依頼主とはいえ、母親の身勝手な言い分に乗るわけがない。 「明日には橋を補強しておくよ」とゼンが言うので、ギンコはその夜、ゼンの家に泊まることにした。 ギンコ「ここに、おまえだけで住んでんのか」 ゼン「家族はこの里にいるけど・・・俺はほれ、村八分ってやつだ。 里の者とは絶縁されてる」 ギンコ「一人で出て行こうとは思わなかったのか?」 ゼン「まぁ、何度も思ったが、ハナが生きてたからな。 ・・・ハナがいなくなったら、たぶんそのうち出て行くよ」 3年間。 ゼンは十分、罰を受けてきた。 朝起きてみると、かずら橋がすっかり落ちていた。 村人は自然に落ちたと信じているが、ギンコはハナの母親がやったのだろうと目星をつける。 どうあってもハナに寄生している蟲を取り除いてほしいのだ。 かずら橋を架けるつるを探して山に入っていたゼンは、裸足のままふらふら歩くハナを見つける。 思わずゼンは走り寄り、ハナの手を引いた。 「どうした、どこへ行くんだ」と声をかけるが、ハナは答えない。 ハナの目はゼンの方を向いているけれど、ゼンを見ていない。 思わずゼンはハナを抱きしめる。 ゼン「温かい。 おまえ、ちゃんとまだ生きててくれるてるんだよな。 なぁ、おまえハナだよな。 そこに、ハナを捜して母親がやってくる。 母親「ゼン! おまえ一体何を。 ハナには二度と近づくなと言っただろう!」 ハナを無理やりゼンから引きはがすと、ハナの首がぐらりと揺れ、力なく垂れた。 ハナが亡くなったこと、その首から黒い紐が抜け出たことを聞いたギンコは、ゼンに「おまえもここを出ていくか」と誘った。 ギンコ「おそらく今夜、一夜橋が架かる。 こちら側からなら渡れるはずだ」 「未練はないな。 先に到着していたギンコは、ゼンが来たのを確かめると、念押しした。 ギンコ「来たか。 未練はないな。 この橋、戻れば落ちるぞ」 「こちら側からなら渡れるはずだ」、「戻れば落ちる」。 これは最初の方でギンコがニセカズラを引っ張って確かめていたように、一方から引っ張れば強いが、逆から引っ張れば簡単に切れる性質をさしている。 行きはよいよい、帰りは怖い🎵 というところか。 途中まで渡りかけたゼンだが、橋の中央でピタリと足を止めた。 ギンコ「どうした。 何してる、もう戻れやしないぞ」 ゼン「進めない。 この中にハナだったヤツがいる・・・」 ゼンは突然、泣き言を言い始めた。 ゼン「俺はこの3年、ハナが生きてくれてたから、やってこれた。 あの姿を見るのは、辛かったけど。 今となっちゃ・・・まだ、ましだ。 この高さではたぶん助からない。 3年前のハナのように。 次に一夜橋が架かるのは20年後。 彼はそれまで山里で、日向ぼっこして過ごすのだろう。 ハナを愛し続けたゼンの物語だった。 ハナに寄生していた蟲を踏むことができないと、ゼンは一夜橋で泣き言を言った。 ハナを忘れて他の地に行き人生やり直すことなんてできない、という意味なんだろう。 ギンコとのやり取りを振り返ってみても、彼はとても優しい人なのだ。 思えば第8話「海境より」も、似たようなシチュエーションだった。 妻のみちひが生きているのか死んでいるのかはっきりしない間、夫のシロウはただ茫然と妻の遺品が流れ着くのを待っていた。 結局、みちひが亡くなったと知るや、シロウはすぐに新しい女に乗り換えた。 未来に踏み出すシロウの姿は現実的だが、あまりにサッパリしていてなんとも後味の悪い物語だった。 それに比べれば、ゼンの選択は愚かだったし、結末は悲しいものだった。 それでも彼の優しさにホッとさせられる。 辛い経験を克服するのは大事なことだが、そこに至るには相応の葛藤があってしかるべき。 その葛藤のなかで、ゼンのような選択をするのは、きわめて人間的だ。 作中に登場する橋の形状が、実際のかずら橋そっくりに描かれている。 かずら橋が一方通行というところも作中に生かされている。 だが、もうひとつ思いだされるのが、京都の一条戻り橋に伝わる伝奇だ。 一条戻り橋は、京都の堀川一条にかかる橋で、平安京がつくられたとき、つまり794年に架けられたというから相当古い。 (もちろん何度も架け替えられているが)。 一条戻り橋は元々「土御門橋(つちみかどばし)」という名前の橋だったが、とある逸話から「戻り橋」の名がついた。 延喜18年(918年)に、漢学者・三善清行(みよし・きよつら)の葬儀の列がこの橋を通ったとき、父の死に目に会えなかった八男の浄蔵が父の棺にすがって祈ったところ、一時的に清行が生き返り父子が抱き合ったという逸話が、撰集抄(1183年)に残されている。 つまり、亡くなった人が生き返ったという。 この辺りも本作の創作の源になったのではないか。 橋は、こちらとあちらを繋ぐ場所。 此岸でもなければ彼岸でもない。 何が起きても不思議はない、危うい場所だ。 にもかかわらず、OP曲には洋楽が選ばれている。 スコットランドのシンガーソングライターAlly Kerrの「The Sore Feet Song」だ。 蟲を寄せる体質のため、旅暮らしをしているギンコを彷彿とさせる内容だ。 曲調はなんともノスタルジック。 しかもMVは墨~緑だけで描かれた木漏れ日の描写。 これが、ひどくぴったりくる。 こんなに和風のアニメになぜか分からないが、違和感がまるでない。 素晴らしいチョイスだと感心する。

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「あいだいろ先生のデビュー作「愛しのリビングデッド」まさかの展開でした…好きです…」

愛し の リビング デッド

』にむけたテーマ曲であり、11月7日にリリースする新曲「リビングデッド」のMVを公開した。 小説『新言語秩序』とは、言葉が規制された世界で言葉の価値を問う物語。 テンプレート化された言葉の組み合わせのみで、あらゆるコミュニケーションが行なわれる、自由な発言が規制された世界が舞台だ。 自由な発言によって傷つき、言葉を憎み、自由な言葉を取り締まる者。 自由な言葉の可能性を信じて、自由な表現に挑み続ける者。 amazarashiが立ち上げた『「新言語秩序」プロジェクト』とは、小説『新言語秩序』を中心とし、楽曲やライブ演出にとどまらず、現実世界の中でオーディエンスがさまざまなカタチで継続的に『新言語秩序』の世界を体験するという新しい表現作品群である。 今回公開するミュージックビデオもその一環であり、ニューシングル「リビングデッド」のリリースなど、今後も武道館公演に向けて様々な作品が発表されていく。 スペシャルボックス仕様• <収録曲>• リビングデッド• 月が綺麗• 独白(検閲済み)• リビングデッド -instrumental-• 月が綺麗 -instrumental-• 予約はコチラ• ・Loppi・HMV限定セット(ネックストラップ付):• ・TOWER RECORDS:• ・TSUTAYA ONLINE:• ・amazon:• ・楽天books:• ・Sony Music Shop:•

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