たかをくくる。 「たかをくくる」とは?意味や使い方をご紹介

【たかをくくる】意味と使い方をわかりやすく解説!【例文あり】

たかをくくる

彼は客が来ても、 木で鼻をくくるような態度であるため、店長からよく注意されている。 勇気を出して告白したが、 木で鼻をくくったような返事をされてしまった。 褒め言葉ではないので、使う際には注意しましょう。 「木で鼻をくくる」の由来 「木で鼻をくくる」の由来は、2つの説があります。 まず、1つ目は次のような説です。 紙が貴重であった時代には、鼻をかむ際に木を使っていたとされています。 その時、痛くて顔がゆがみ、不機嫌な表情に見えることから、「無愛想であること」を表すようになったとする説です。 次に、2つ目は、1つ目の説と関連します。 江戸時代、商人の家では、雑用係である丁稚 でっち に貴重品であったちり紙を使わせず、木の棒で鼻を擦 こす らせていたとされています。 このことから、「ひどく無愛想にもてなすこと」という意味をもつようになったとする説です。 どちらの説であっても、紙が貴重であった時代には、鼻をかむ際に木が使われていたことが分かりますね。 杵で鼻をこする きねではなをこする• 木っ端で鼻かむ こっぱではなかむ• 立木へ鼻こする たちきへはなこする• 拍子木で鼻かむ ひょうしぎではなかむ• 擂粉木で鼻をこくる すりこぎではなをこくる• 取り付く島もない とりつくしまもない :頼ろうとしても、冷たくあしらわれること• にべもない:愛想がないこと、素っ気ないこと 上記に挙げた類義語の中で、意味が書かれていないものはすべて「無愛想に応対すること。 また、冷淡にあしらうこと」という意味です。 これらはすべて、「木で鼻をくくる」を言い間違えて生まれた表現だとされており、木に関連する語が使われているのは共通しています。 「木っ端」とは木くず、「立木」とは生えている木のことです。 「木で鼻をくくる」の英語訳 木で鼻をくくるを英語に訳すと、次のような表現になります。

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「たかをくくる」の意味と使い方を解説!「たかをくくる」を使った例文を紹介

たかをくくる

眼前には、両目に涙を浮かべて迫ってくる女の顔があった。 その真剣なまなざしは、自分だけが例外だとたかをくくるのを拒絶していた。 同時に、十歳ばかりの男の子が、腰に飛びついてきた。 … 鈴木光司『ループ』 より引用• どうでも踏みつぶして、おれが武威のほどを見せつけておかねば、世の見せしめにもならぬ。 これから先き、歯向う者がたかをくくるようにもなると、思案をきめたのじゃ。 しかし、ほかならぬその方がそう言うのであれば、一応そうしてみるもよかろう。 … 海音寺潮五郎『新太閤記(二)』 より引用• ・どうしても我慢できなくなったとき。 ・自分を過信して、つかまらないとたかをくくり、警察をなめているとき。 ・警察につかまることを気にしないとき。 … 乙一『GOTH リストカット事件』 より引用• 固くなりながらも八木少年は、しだいに落ち着きをとりもどしてきたのか、汗もだいぶんひいたようだ。 どうやら自分のやったことにたいして、それほど強くとがめられることはなさそうだと、たかをくくる気になったのだろう。 … 横溝正史『死神の矢』 より引用• あまりにも話が私好みなので、そんな風に疑い、黙っていれば今に向こうが我慢し切れなくなって、自分から正体をあらわしてくるだろうと、たかをくくることにきめた。 何しろチンプンカンプンのツワナ語だから、通訳しだいでどんな好き勝手な会話でも成立させられるのだ。 … 半村良『セルーナの女神』 より引用• とにかくそういう気持だから、何をやっても本気になれないし、不精にもなる。 いまやっていることはいっときの遊びだ、臨時作業だと、思っているから、何がどうなろうとたいしたことはない、と、たかをくくり、そこで変な度胸が出てくるに相違ない。 もう一つの異常事は、他人の「我」が、強烈に気にくわないことだ。 … 山田風太郎『修羅維新牢』 より引用• 邦男は沙織を抱いたままテラスの方へ近づいていった。 それでもあわてて止めに入ったり、大急ぎでてるてる坊主をはずしたりしなかったのは、礼子の心の中で、たかをくくる気持ちが強かったからに違いない。 せいぜい苦笑いするか、悪くてもひと言、ふた言怒鳴られるぐらいだと礼子は考えていた。 … 林真理子『最終便に間に合えば』 より引用• 将兵たちも、天皇陛下のために死ぬという表向きの大義よりも、妻や母や妹をこうした目に遭わせたくないという思いで戦場に赴いて玉砕していった。 ところが、いざ、連合軍に占領されてみると、軍部が予告していたような事態はほとんど起こらなかったため、男も女も拍子ぬけして、戦争に負けるとはこの程度のことだったのかと、たかをくくるようになった。 敗戦・占領のイメージが「虐殺・強姦」から「民主主義」へと百八十度回転すると、日本人は、アメリカ型の占領の仕方が当たり前のことで、「虐殺・強姦」などは好戦気分を煽るための軍部のデマだったと思うようになったのである。 … 鹿島茂『セーラー服とエッフェル塔』 より引用• イェシルはうなずいた。 グリフォンはあきらかに、女泥棒ならわかるまいとたかをくくり、彼らふたりに話さないことまで口をすべらせたのである。 … 小沢淳『ムーン・ファイアー・ストーン3 極彩の都』 より引用.

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ことわざ「木で鼻をくくる」の意味と使い方:例文付き

たかをくくる

「たかをくくる」の 「高」は、物の数量や金額を見積もった時の合計額や 「石高(こくだか)」のことを指します。 また「括る」は、「1つにまとめる・総括する」という意味があり、「括弧で括る」などと使われます。 「石高」は、米の生産量を表す言葉ですが、戦国時代には「石高」が、 その国の戦力を表していました。 なぜなら、米は食料であり、石高に見合う人間(兵士や領民)しか養うことが出来ないためです。 つまり 「高を括る」は、 「石高のよって相手の戦力を総括すること」を言います。 その様子から、「高を括る」には「 相手をこの程度だろうと見くびる」という意味合いが含まれるようになりました。 「木で鼻を括る」は、「そっけなく無愛想なさま」を表す慣用句です。 例えば、近所で知り合いの方に挨拶したら表情も変えずに会釈だけされたことはありませんか。 まさに、そのような様子を表すのが「木で鼻を括る」です。 「木で鼻を括る」は、「木で鼻をこくる(木で鼻をかむこと)」という昔の表現の「こくる」が「くくる」に誤用されて一般化したものです。 「木で鼻をかむ」ってどういう事と思うかもしれませんが、紙が貴重品だった昔は、鼻水は木に擦り付けて処理していました。 当然、木に擦り付けると鼻が痛く、無愛想な顔つきになります。 この事から「木で鼻を括る」は、「無愛想な」という意味を含むようになりました。 【例文】• 初めての挨拶はとても大事だろうと思い、新入社員に満面の笑みで接したら、木で鼻を括るような挨拶をされた。 木で鼻を括ったような態度を見せられてチームメートはみんな憤慨した様子だった。 まだ無邪気なお年頃にも関わらずその男の子は木で鼻を括った態度を見せていた。

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