ノン ダイア トニック コード。 作曲初心者向け|作曲超入門(6)ノンダイアトニックコード(ダイアトニックコード以外のコード)の活用

ノンダイアトニックコードが一瞬で楽曲の雰囲気を変える|ChorD

ノン ダイア トニック コード

一般的に世の中にあるコードは2種類に分けることができます。 一つは 「ダイアトニックコード」、もう一つは 「 ノンダイアトニックコード」です。 ダイアトニックコードというのは その調にある音だけを使ったコードのことです。 ハ長調で言えば 白鍵だけを組み合わせてできたコードがダイアトニックコードということになります。 調にあるスケールの音だけを使って作った和音なんだからそりゃあもうスケールに馴染んだキレイな和音が作れます。 ダイアトニックコードはひたすらにクセのない真面目な音がします。 でもね、やっぱり人間キレイだけじゃ満足できないものなんですよね・・・たまには刺激が欲しい、トゲがあって何か新しい風を吹き込んでくれるコードはないか・・・! そこで ノンダイアトニックコードの出番です。 ノンダイアトニックコードの意味はそのまんま「ダイアトニックコードじゃないコード」、つまり 調の音以外の音が入っているコードのことです。 ハ長調でいうと 黒鍵の音が調の外の音ですね。 調の外の音っていうのは基本的に変な音です。 スケールに馴染まないちょっとややこしい奴ですから、そんな奴が入っているコードって なんかヤバそうですよね。 でも実はこのノンダイアトニックコードこそがアレンジにおいてキラリと光るエモい雰囲気を作り出してくれる存在なのです。 ノンダイアトニックコードの例 調の外の音を含んだコード、ノンダイアトニックコードには具体的にどんなものがあるのでしょうか。 はっきり言ってしまうとノンダイアトニックコードの種類は めちゃくちゃたくさんあります。 ダイアトニックコードより全然多いです、比較にならないくらい多いです。 そりゃあそうです、だってダイアトニックコードは調のスケールの音だけしか使えないのに対してノンダイアトニックコードは「何でも使っていいよ~」なわけですから 音の組み合わせは膨大になるのです。 とはいえ、まずは簡単にわかりやすいものからいきましょう。 元のダイアトニックコードを ちょこっと変えるだけで作れちゃうノンダイアトニックコードがあります。 サブドミナントマイナーコード その名も サブドミナントマイナー。 いかつい響きですが中身はけっこうシンプルです。 ハ長調でのFというコードがありますよね、これはもともとメジャーコードで明るい響きのコードです。 このFをマイナーコードにしちゃえ!という感じで 「真ん中の3rdの音を半音下げてしまう」ということをするとこのサブドミナントマイナーコードの完成です。 数多あるノンダイアトニックコードの中でコイツは何故か しっかりした名前を付けてもらっています。 (ふつう他は名もないコードが多いです) まあたしかに 響きも特殊で使い勝手がいいという面もありますから、最初に覚えるコードにコイツはもってこいでしょう! Fmにした後の方がなんというかこう「切なげ」というか、ちょっと ノスタルジックな雰囲気になりましたね。 「普通」に飽きてきたときはこの Gと Fmの入れ替えをやってみましょう。 何度か試しているとそのうち「Fmにするとこんな音になるだろうな」というのが 弾く前からイメージできるようになります。 それができたらサブドミナントマイナーをものにした、と言ってもいいでしょう。 そんな風に頭でイメージできるようになるコードをひとつひとつ増やしていけばいいのです。 気づけば様々なコードの雰囲気を自在に操って思い通りのアレンジができるようになるというわけです。 マイナーコードをメジャーコードに もう一つノンダイアトニックコードの例を見ていきましょう。 先ほどはもともと メジャーコードだったやつを マイナーコードに変えましたね。 ということはその逆、 もともと マイナーコードだったやつを メジャーコードに変えられるパターンもあるのでは?と思うわけです。 それがあるんですね。 ハ長調でDmというコードがあります。 これはもともとレ、ファ、ラの3種類の音でできたマイナーコードですね。 このDmをメジャーコードにしちゃえ!という感じで 「真ん中の3rdの音を半音上げてしまう」ということをすると完成します。 DmからDへ。 こいつは特に名前はありません。 さて今回はどんなサウンドの変化があるのでしょうか?見てみましょう。 なかなか音の印象を言葉にはしづらいですが、最初Dmのときは落ち着いた感じだったものがDに変わると ワクワク感が増した感じになりましたね。 何かが始まりそうな、そんな 期待感が高まる展開に感じられます。 そういうところもまた学びです。 一つ一つ実際に試してみて「こういう進行のときにこの置き換えをするといい感じになる」など 自分なりの鉄板パターンみたいなのを見つけてみましょう。 このあたりは人ぞれぞれ良いと思うパターンは違ってくると思います。 でもそれでいいのです、というかそういった自分の音の好みは大切に育てていった方がいいと思っています。 なぜならその積み重ねがやがてその人の アレンジや演奏の個性となってくれるものだからです。 好みが違うからこそ同じコード、同じ理論を学んでもその使い方に個性が現れる、そこが面白いのだとずっしーは思います。 そんなこんなで今回、ノンダイアトニックコードの置き換えについて解説しました。 置き換えは自由に試してみましょうと言いましたがやっていく中できっと あることに引っ掛かると思います。 それは、 あれ、なんかメロディに合わなくない? ということ。 ここがコードをアレンジするときにひとつ厄介な部分になってきたりするのですが、この話はそれだけで結構かかるのでまた別記事で解説します。 また今回紹介したFmとDの二つのコード以外にももっともっとたくさんのノンダイアトニックコードが存在します。 四和音や テンションコードにもたくさんありますし、調の外の音が 2つ3つと多く入っているもの、 「置き換え」という使い方ではないものなどその多様さは枚挙に暇がありません。 もちろんそういったコード達もちゃんと解説記事を作りますのでどうぞ楽しみにしていてくださいね。 ここまで読んで下さりありがとうございました。

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ノンダイアトニックコードとは?|ギターで教える音楽理論の基本

ノン ダイア トニック コード

ドリアンスケールからコードを借用する手法はよく使われます。 これはこれで使用すると独特な雰囲気になります。 いわゆる、 オルタードコードの独特な響きです。 リディアンスケールは、 メジャースケールの4度が半音上がったスケールなので、構成音がメジャースケールに近いスケールです。 リディアンスケールの4度の音は「 Aug4 P4の半音上 」ですので、「 P4」の音がメロディーに使われていると、コードとぶつかって不協和音になってしまいます。 ミクソリディアンスケールは、 メジャースケールの7度が半音下がったスケールで、構成音がメジャースケールに近いスケールです。 ですので、メジャースケールのコード進行に、ミクソリディアンスケールのコードを借用してきても、違和感が少ないので問題なく使用することができます。 このコードを使うと、オシャレな雰囲気を出すことができます。 ミクソリディアンスケールの7度の音は「 mi7 MA7の半音下 」ですので、「 MA7」の音がメロディーに使われていると、コードとぶつかって不協和音になってしまいます。 これだけあると、コード進行に色んなバリエーションを増やすことができますね! 是非是非参考にしてみて下さい!.

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31.ノンダイアトニックコードとは

ノン ダイア トニック コード

しかし今回は、歌詞ではなく音楽理論オタク的に、aikoが得意とする切ないコードについて注目してみたいと思います。 ということで、aikoの代表曲「花火」の分析いきましょう。 まずはいつも通りコードと歌詞を示します。 キーは本来はFメジャーですが、移調しCメジャーにしました。 こちらのほうがわかりやすいので。 「ダイアトニックコード」とは、使用されている調性の中で一般的に使用される非常に基本的なコード、だとここでは考えることにしましょう。 バスケットで言えばスタメンです。 レギュラーです。 ああ、いつもの見慣れたメンバーね、って感じです。 逆にスタメン以外のメンバーが出てくるときには、何か「意図」があるわけですね。 あれ?いつもとは違うな?という雰囲気になる。 イレギュラーなわけですから、音楽理論的には注目せざるを得ません。 さて今回はキーがCメジャーですので、このCメジャーキーの 「ダイアトニックコード」は以下のようになります。 彼らは本来Cメジャーキーにはいない二軍です。 のっけから二軍出過ぎだよ!! じゃあこいつらがどこから来たのかというと、実はCmキーからやってきました。 Cメジャーキーで二軍の彼らは、実はCmキーで活躍する一軍なのです。 「Cmキーのダイアトニックコード」(一部省略) 「Cm Dm7-5」EbM7 Fm7 Gm7 AbM7 Bb7」 さて今までダイアトニックコードを一軍、それ以外のコードは二軍と呼んできましたが、この考え方だと二軍のほうが一軍よりも単純に弱いコード=ダメなコードのような説明になってしまっているので、考え方をかえてみましょう。 二軍の彼らは、隣のクラスから来ました。 隣のクラスの生徒が、自分のクラスで授業を受けている。 違和感ありますね。 でもちょっと、楽しい。 テンションあがる。 そういう感じです。 見慣れたコードだけで構成されるコード進行は落ち着く感じがします。 それに対して、aikoのコードは、隣のクラスから違うやつが混ざり、ちょっと不思議な感じがする。 これが一つaikoの特徴だと言えます。 最初の四小節では、Fm7がノンダイアトニックコードです。 これは先ほどと同じように隣のクラス Cマイナーから来たコードですね。 もしこれが、ダイアトニックコードだけで構成された進行であれば、こうなるでしょう。 みっくみっくにしてやんぞ進行ですね。 トゥモネバ進行には動きがあります。 ベースノートが細かく動きます。 これもせつなpointではないでしょうか。 ここでは先ほどまでのダイアトニックコードという説明方法をやめることにします。 何故なら、ノンダイアトニックコードが1つしか出てこないからです。 けれども、切ない。 ノンダイアトニックコードだけが切なさの要因、ということは当然ありえません。 aikoの元のコード進行を、多分僕のようなデトロイトはモータウン生まれのアーティストだったら、こんなコードに変えるでしょう。 aiko原曲の後ろ2小節の繰り返しですね。 あげあげです。 派手です。 aikoは、ミクミクコードのG7をあえて外すことで、切なさを出しているのかもしれません。 一般的にコード進行は頻度が多ければ多いほど、豪華で楽しそうに聞こえ、動きが少ないほど切なく聞こえるといえます。 間引くことによって生まれる静寂が、切なさを生んでいるかもしれません。 だから切ないんです。 強引ですけど。 でもAmというにはあまりに間にある。 そんな揺れる乙女心のようなコードなんですね!! 強引だ。 けどそういうことにしましょう。 ということで、aiko「花火」を分析してきた訳ですが、今回は特にノンダイアトニックコードとモータウン定番コードに注目してみました。 この二つの要素に切なさを感じます、と。 とはいえ、感じ方は人それぞれですし、今回注目ダイアトニックコードだけで曲を作ったら切なくない、なんてことも一切ない。 他にもいろいろな切ない要素がありますよね。 しかし今回は「わかりやすく誰でも理解できる」部分の解説をしてみました。 おつかれさまでした!

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