ノラガミ ヤト。 心に響く!ノラガミの名言・名セリフ・名シーン10選!!【ノラガミ】

ノラガミ 出演声優まとめ

ノラガミ ヤト

祀られる社もないマイナーで無名な神。 自称「デリバリーゴッド」。 武神だが、八百万の神の中でも末端の末端の存在。 あらゆるものを斬る能力を持つ。 かつては人斬りも行っており、禍事を好む卑しい禍津神として知られていた。 神器の名前には「音」の一文字を入れる。 客に覚えてもらうため、現在は黒いジャージ姿で、首に手拭いをまくという服装(本人曰く「ゆるふわ」)で統一しているが、売り方にブレがあったらしく頻繁に装いを変えているらしい。 性格はかなりガサツで気分屋でヘタレ。 手汗が多い。 口もかなり悪い。 だが、その一方で命を全うできなかった神器を思うが故に、命を粗末にする人間を許せないといった一面も持つ。 無名ではあるが武神だけあって戦闘能力は非常に高く、自分の神器を持っていない状態でも相手が一線を引ける程度の神器なら棒きれ1本で圧倒できる。 布教活動として、至る所に困っている人にしか番号が見えないようにして、自分の携帯電話の番号を書いているが、ほとんどの依頼は雑用である。 しかし、長年そういった依頼を引き受けているため、様々な仕事(パンク修理からゴムパッキンの交換、オムツ替えなど)においてかなりのスキルを持っている。 なぜか女子力が妙に高い。 恵比寿によるとSNSもやっているらしい。 依頼の際は、前金(賽銭)として必ず5円を要求し、依頼を受けたら「よいご縁を」と言う。 時化を嫌がるが、上記のとおり自分の社がないため、天満宮などの妖が入らない神域に勝手に寝泊まりしている。 また、社を持たないが故に、自分の力だけでは高天原へ行くこともできなかったが、毘沙門編後ひよりに小さな社を作ってもらったことで正式な神として認められ(それまではあくまで「自称」神だった)高天原に2坪6. 6平米の土地を手に入れた。 出自は不明だが、父親がいるらしい。 また、名前の似た夜刀神とも無関係。 神器にも恵まれず、信者のほとんどが一見さんにもかかわらず、何百年も存在し続けている。 消滅しない理由は謎とされるが、犯罪者の始末のような汚れ仕事を「奇跡」として行っていることによるものである。 神器である雪音が情緒不安定に陥ったことにより刺されたため、ヤスミをこじらせ、通常なら神器を破門しなければならないほどの重篤な状態に陥る。 しかし、雪音を鍛え、人として生かすためにあえて禊を行い、雪音に灸をすえた。 ひよりが自分の存在を介して彼岸に焦点を合わせた生き方をするようになっているため、天神からのアドバイスを受けひよりから距離を置くようにしているが、雪音がひよりによくなついているため、着信拒否はしているもののつぶやきにはマメに返信している(そのためひよりからはかまってちゃんだと勘違いされている)。 毘沙門との戦いの後、ひよりが自分との縁切りを拒んだことで彼女のストーカーと化したため、一時的な着信拒否に加えついったもブロックされてしまう。 かつて、兆麻からの依頼で野良と共にヤスミにより堕ちた毘沙門の神器を皆殺しにしたため、その経緯から毘沙門に仇として執拗に狙われている。 高天原から正式に神として認められたことで父親の元を離れて独り立ちを決意するも、雪音がいないときに面の妖に襲われ連れ去られてしまう。 1カ月の軟禁生活の末、父親に独り立ちの条件として恵比寿救出を命じられ野良と共に黄泉へ向かう。 出典:wikipedia 本来なら魔を斬る毘沙門天(びしゃもんてん)のような武神のはずですが、数百年の間、自称・神として存在してきた「夜ト」は、五円で人々の願いをかなえる便利屋のような布教活動をおこなっています。 水道のゴムパッキンの交換、ネコ探し、子供の面倒・・・、時には天神の下請けをやることもあり、依頼を次々にこなすことで存在し続ける神なのです・・・。 ガサツな上にテキトウ、へたれなためか神器にも恵まれず、もちろん人気もナシ・知名度ナシのマイナーな神さま・・・。 いずれ、知名度をあげ、信者を増やし、日本一の神になることが目標のようですが、なかなか成果はあがっていないようです。 そんな「夜ト」ですが、実は長年の間、最強の武神である「毘沙門天」と戦い続ける事が出来るほどの腕の持ち主。 いじめられている子に発破をかけて助けたり、人に仇なす妖を斬ったり、神器なしで妖を撃退したりと、かなりの実力を持っているのです。 自分が信じたものはかならず守り抜く、そんな一面も持っています。 例え、「雪音」に差され続けても信じ、雪音が妖になりかけても見捨てずに彼を救ってみせました。 また、ひよりに危害が及べば、自分のことなど顧みず、彼女を助けに正面からぶつかります。 普段はアレですがやるときはやる。 そんな「夜ト」の姿はかなりかっこいいです。 その昔夜トは、彼が「父様(ととさま)」と呼んでいる人間によって生み出されました。 詳細は不明ですが、本名は「夜卜(やぼく)」と言います。 父様は夜トに人斬りを命じ、善と悪を教える存在がなかった幼い夜トは人斬りを楽しんでいました。 その頃、彼と一緒だったのが、緋(ひいろ)と呼ばれる神器。 緋と共に人斬りをおこない、禍事を好む卑しい禍津神として知られたのです。 この後、毘沙門天や兆麻、小福、大黒などと出会い、人を斬ることで彼らを救います。 そして「壱岐ひより」に出会い、「雪音」を得たことで、「オレ、人を幸せにできるような存在になりたい!!」と決意。 緋を放ち、禍津神であった過去・緋や父様と決別し、雪音から「夜トはひたすら災いを断て!」と道を示され、妖を斬る活動をおこないます。 「夜ト」は今後、どのような成長を遂げていくのでしょうか。 新たな魅力がどんどん出てくる彼から、とても目が離せません。

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ノラガミ ARAGOTO 二期 12話 感想 夜ト(ヤト)の真名は夜卜(ヤボク)だった…何を言ってるのか(ry

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誰も傷つけたことのない人間なんているものか! 毘沙門 強く美しい毘沙門さま。 神器をすごく大事にされていて、かなりたくさんいるらしい。 それゆえ刺されていても隠し、妖となった 麻の一族・巴の一族。 傷つけ傷つき生きてきた毘沙門さまの名言ですね・・・ これからも一人ではなく祝の器・兆麻さんや他の神器にたくさん頼って支え合いながらがんばってほしいものです。 最初に登場した際は夜トに全て擦り付けて逆恨みしてる「嫌なヤツ」と思ってきましたが、作品を重ねる事に、心中や過去の出来事がわかってきます。 大事な神器を守れず夜トに守られ、目の前で妖に堕ちた家族 神器 を斬られ・・・怒りを誰かのせいにして生きる事に必死だったのだと思います。 人一倍優しく、強くたくましく、でも素直じゃない毘沙門天。 その際に夜トが毘沙門に対して「 優しさ・励まし」を込めて「お前の行い全てが善だ!!」と言葉を投げかけます。 「 誰が何と言おうと俺はお前の味方」「 だからちゃんとけじめをつけてこい」そういう気持ちを感じます。 夜トなりの 精一杯の言葉が心に残りました 毘沙門に逆恨みされ、命を狙われ続けていたにも関わらず、味方でいてくれる夜トさん。 同じ武神。 唯一無二の存在を見つけろ。 雪音はまだ子供なのに神器となった。 身体は人間なのに周りとは違う。 友達も、ゲームも、何も持っていない。 家族すら・・・。 「なんでなんだよ!!」と怒り悲しみ狂う雪音に夜トは優しく見守っていました。 気づくために。 気づかせるために。 夜トにとって唯一無二の存在は雪音くんですからね!「俺がそばにいる」そういう意味もあったのかもしれません 夜トの思いが心に響き、今となっては立派になった雪音くん。 激安ですね。 200年も生きていてバイトも数々をこなしているはずなのにお社を建てれる貯金がないのは・・・。 アニメでもちょくちょく出てきますが、夜トは騙されやすいんです!金持ちになれる壺やら石を勧められたら雪音くんの給料盗んででも買って大切にしています。 そしてひよりや雪音に呆れられます・・・(笑) 泣ける!!名シーン! 雪音の禊をするシーン 主を刺し妖になりかけている雪音。 堕ちた夜ト。 雪音は反抗し続け完全に名が取り込まれそうになったとき夜トが「 お前に人の名を授けた。 人として生きろ!雪音!!」と叫びます。 心を取り戻した雪音は泣きじゃくり「ごめんなさい」と全てを自白。 ひより・夜ト・雪音の絆が深まった感動のシーンです。 こちらの魅力はなんと言っても声優さんの演技です!!すごいです!特に雪音くんは苦しみ・泣き叫び・そして反省を声で表現していてちゃんと伝わってきます。 泣けます。 雪音くんの年齢だと反抗期なんですよね。 高天原に雪音と共に向かい戦いますが、相手は最強武神・毘沙門天。 雪音の刀・雪器は2つに砕かれます。 雪音が消えてしまった・・・そう思った時、刀が2つになり雪音が現れます。 雪音は夜トを守るため自分を犠牲にした。 その主を守る思いが届き、 祝の器となったのです。 それだけ信用しているという証拠なんですね。 そこで 七福神・恵比寿に出会う。 妖を従わせることが出来る筆を求めやってきた彼を守り、共に外に出るがそこには術師・恵比寿を殺すため天の討伐隊が待っていた。 恵比寿を守るために毘沙門と夜トの祝神器の戦いっぷりが見逃せない!! 小さなお社をもらった夜ト 昔から感謝の意味を持つお社を欲しがっていた夜ト。 塞ぎがちになり心配したひよりは手作りの小さなお社を夜トにあげる。 初めてのお社をもらった夜トは顔を赤らめながら涙を流し、大事に見つめるのであった ガン見・・・いやニヤニヤしていたような・・・ Twitterの反応 出典: 出典: 出典: 出典: 出典: 出典:.

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話の舞台としては現代ではなく、兆麻と出会うよりもずっと前、という感じです。 父夜ト増えろ アニメOPの夜トと野良のシーンで夜トの死んだ目に運命を感じ、コミックスを買い、どはまりしました!!!!!夜ト大好きです……っっ!!!ずっとずっと9巻まで読んでこれは「父夜トがうまい」とずっと思ってたんですよね。 でもなぜでしょうか…誰も…誰も書いてないなんてそんなことって………。 私は悲しみにくれました。 雪夜トも考えてるんですけど全然ほほえましくない…。 だってエロいこと考えちゃうと障りでヤスんじゃうし。 ……まあそれを承知でヤスミで段々ぐったりしていく夜トを襲う雪音とかもいいな、おいしいな、とか思ってる自分はゲスだと思います。 でもそれでいいです。 それでいいからもっとノラガミの話ください。 重めだとなお嬉しい。 どうか父夜ト、もしくは野良夜トを恵んでください(土下座) あと今月のマガジン読んじゃったんですけど、展開がおいしすぎてもうお腹いっぱいです。 本当にありがとうございますという気持ちでいっぱいになりました。 [chapter:ATTNTION] ・舞台は現代ではなく、兆麻とも会うよりも前、野良を普通に使役していた頃です。 ・野良は名で呼ばれています ・書いた本人は父夜トのつもりで書いています。 ・明るい話ではないです。 ・でもクソ重いか?と聞かれるとうーーん…… それでも、ほうほうどれ見てやろう、という方は次のページへどうぞ [newpage] [chapter:【籠の鳥】 ] 「夜ト」 春の陽気に包まれる日中、太い木の枝に腰かけてぼーっとしていると名を呼ばれた。 その声はよく知っているもので、声のした下方を見れば、そこにはやはり自分の神器である緋がいた。 「緋か、どうした?」 緋は夜トがいる枝まで身軽に上ってくると、にこりと穏やかに微笑んで要件を告げた。 「父様が、今度はあれを斬って来いって」 「あれ?」 そういって緋が指さす方向には、どこにでもある藁ぶき屋根の家があった。 その周辺には夫婦だろう男女と赤ん坊を含めた3人の子供たちが何やら賑わしげにしていた。 それは平和というほかない様子だった。 夜トは思わず眉間にしわを寄せて緋に尋ねた。 「……あれを斬るのか?」 「そうよ」 「なんで」 「父様がそういったからよ。 それ以外に理由なんてないでしょ?」 緋はいつもこうだった。 父様父様とあの男を崇拝しては従順に何でも言うことを聞く。 俺自身もそうだった。 言うことを聞けば喜ばれたから、ずっと何の疑問も抱かなかった。 でも最近は違う。 胸の中がモヤモヤする。 それがとても気持ち悪い。 「夜ト? どうしたの? 早くいこ?」 渋い顔をして動こうとしない夜トを、不思議そうな顔で緋は覗き込んだ。 「……緋」 「何?」 「俺、やりたくない」 「………そう」 迷いを持ちながらも、夜トははっきりとそう口にした。 そしてその手を取って、まるで聞き分けの悪い兄弟に言い聞かせるような口調になった。 「でも、これは父様のいいつけなのよ? だから守らなくちゃ」 「でも…」 渋る夜トに、じゃあ、と緋は思いついたようにこういった。 「私を持つだけでいいわ。 私が夜トの代わりに上手に斬ってあげる。 ね? それならいいでしょ?」 「……」 「夜トは何も気にしなくていいのよ。 だって斬るのは私なんだから」 冷え込んだ目はにこりと笑って、夜トを後押ししようとした。 斬るのは夜トではない、ということに心がぐらりと揺らぐ。 そういう問題ではないはずなのに、それならばいいのではないかという揺らぎだ。 ぐらぐらと、心が葛藤する。 「行こう?」 「………わかった」 蠱惑な笑みを浮かべ手を差し伸べる緋は、まるでなにもかも自分にゆだねなさいと言っているかのようだった そうして夜トは目の前に差し出された緋の手にそうっと自らの手を差し伸べたのだった。 それからのことはあまり覚えていない。 覚えていても、いいことなど一つもないだろう。 どうしてこんなことをしなくてはならないのだろうか。 悪人ならまだここまで苦しくない。 けれど今日斬ったあの家族は、どう見ても仲睦まじい、平和な家だった。 もしかしたら俺の知らないような後ろ暗い過去があるのかもしれないが、それでもあの時見たものは家族の幸福だった。 何が正しくて悪いことなのかよくわからない。 神なのに、俺にはそれを分別するすべがないのだ。 そうして全てが終わった後も緋に手を引かれながら、俺はぼんやりと屋敷へと帰ったのだった。 「夜ト、父様が呼んでる」 「わかった」 とっぷりと日が暮れ、夜の帳が下りる頃にまた緋から声がかかる。 屋敷の裏手にある中庭に呼び出され、俺は砂利を踏み鳴らしながら向かった。 今晩はやけに肌寒い。 もう春だというのに、まだ夜になると冬の名残のように冷たい風が流れている。 上を見上げれば、空にはまた氷のように冷たい印象を浮かべる月が一切の欠けもなく暗闇の中にぽっかりと浮かんでいる。 綺麗だなと柄にもなく思っていれば、がさごそという音がした。 「おお、やっと来たか」 そう言いながらも背中を向けて屈み、他ごとをするこの男は俺の生みの親である。 一体何を言われるのか大体の見当はついていた。 あの父様大好きな緋のことだ。 きっと昼間の俺のことを伝えているに違いない。 「緋に聞いたぞ。 斬るのを渋ったそうじゃないか」 案の定、今回のことを緋に告げ口されてしまったらしい。 男の声は穏やかだが、呆れとこちらを訝しむような色が見て取れて、夜トは気まずくてつい下を向いてしまう。 「……もうこんなことやりたくない」 「…なんだって?」 だが気まずいと思いながらも夜トはぼそりと男に向かって呟いた。 言うと男はますます訝しんだ様子で夜トと向き直った。 この時、言ってしまったという気持ちと、言ってやったという気持ちとが夜トの中で渦巻いていた。 正直、この男に逆らうのは怖い。 でもこれはずっと前から思っていたことなのだ。 そしてもう限界だ。 自分の気持ちに嘘はつけない。 男は夜トに問いかけた。 「なぜだ? なぜそんなことを言う?」 「だって……、俺は神だろ? 神様っていうのは人を幸せにするために在るものなんだろ? 俺がやってるこんな人斬りは、なんだか違うと思うんだ」 「お前は武神だろう。 願われるままに闘うことは間違っていない」 「父さんに、願われるままにってこと?」 「そうだ」 「じゃあ、斬ること以外で願ってよ。 もうやなんだよ、俺」 「夜ト、お前は特別なんだ。 他の神どもにはできないことが、お前にはできる。 私はそれをよく知っている。 だからお前は今のままでいいんだ」 「なんだよそれ…」 男の言うことが、夜トにはよくわからなかった。 だがこれまでと同じことをする気でいるのは十分わかった。 「でも俺は…もうやりたくないんだ」 真剣な眼差しで夜トはそう訴え続けた。 こうしてはっきりとこうしたいああしたいなんて言ったのは初めてだ。 だからどういった反応が返ってくるかわからなくて怖くないと言ったら嘘になる。 でもきっと父さんならわかってくれる。 夜トはそう信じて疑っていなかった。 「……仕方がないな」 しばしの沈黙ののちに男はため息をつくとゆらりと立ち上がり、目を細めて夜トを見据えた。 その視線に、夜トはぞくりとした悪寒を感じてたじろいだ。 「な、なに…」 男の背後には、闇が広がっていた。 するとそこに点々と、ぎらぎらとした目玉が浮かび上がり始める。 それがこの男の使役する面を付けた妖たちであることに気が付いた夜トはこれからの展開に嫌な予感を覚え、怯えた目で縋るように男見つめた。 「父の言うことを聞かない悪い息子に、仕置きをするのは至極当然だろう?」 「とうさ……っ!」 「やれ」 冷酷な言葉と共に、妖たちは一斉に闇の中から踊りだし、夜トへと襲い掛かった。 甲高い苦しそうな夜トの悲鳴が上がるが、男はその様を冷徹に見つめた。 「やめろ」 そして頃合を見はからって一言そう発した。 その一言だけでそれまでの勢いが嘘のように妖たちはぴたりと動きを止め、しずしずと近寄る男のために夜トの傍から離れた。 妖が離れた後にあったのは、ぼろぼろになった夜トの姿だった。 神やその神器が妖に襲われ傷を負った場合、その箇所はたちまちに病み、ヤスミとなってその身を苛め続ける。 それは夜トも例外ではなく、全身に酷いヤスミを負い力なくぐったりと地面に伏せていた。 「可哀想になぁ。 こんなに傷だらけになって」 男は夜トの前にかがむと、静かな口調でそう言った。 誰のせいで、と苦しさに霞む意識の中で夜トはそう思ったが、体中に広がる激痛で呻くことすらままならない。 男は労わるようにしてその頭を撫でるが、手の平はぎくりとするほど冷たくて、夜トの恐怖心をますます煽る結果にしかならない。 それを知ってか知らずか、男はなおも穏やかに言葉を紡ぐ。 「……こんなこと、私だってしたくはないんだよ。 夜ト、お前さえ私の言うことをきちんと聞いてくれれば、こんなひどい目に合うこともない。 わかるだろう?」 「ぅ……」 「いい子だから、今は私の言うことに従いなさい。 わかったね?」 ヤスミが苦しくて、それをどうにかしてほしくて夜トはその言葉にこくこくと頷くしかなかった。 「いい子だ。 じゃあヤスミを清めよう。 すぐに楽にしてやる」 それを見た男は満足したようにそう言うと、力の抜けきった夜トの体を軽々と抱え上げ、明かりの灯った家へと歩を進めた。 歩みにあわせて伝わる振動を感じながら、夜トはこれまで感じたことのない複雑な思いを抱いていた。 少しは俺の気持ちも汲んでくれると思っていたのに。 まさかこんなふうに、力で押さえつけられるとは思わなかった。 それにはとても腹が立ったし、悲しくもなった。 でも、言うことを聞けばこの男はこうして甲斐甲斐しく面倒を見てくれる。 優しくしてくれる。 結局自分も緋のことを言えたものではないのだ。 この男がいなければ存在できないぶん、むしろ緋よりも依存度は高いかもしれない。 そして意識が今にも落ちそうになりながらも、夜トはこの時一つだけ気が付いていた。 きっとこの男がいる限り、自分が自由になることはないのだろう、と。 カタンという音を立てて、そうして屋敷の引き戸は閉ざされた。 しんと静まり返る暗闇の中、夜の月だけがその光景を煌煌と凍えるような光で照らしていた。

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