グレート義太夫。 グレート義太夫さんの糖尿病体験に学ぶ

グレード義太夫 さん 前編

グレート義太夫

35歳で糖尿病と診断されたグレート義太夫さん お笑い芸人のグレート義太夫さんは、この記事を書いている時点(2017年11月)で58歳。 35歳の時に糖尿病と診断されたのだそうです。 おそらく2型糖尿病でしょう。 当時はまだ 「糖質制限」は日本ではほぼ知られておらず、医師の指導は一日のカロリーの半分くらいは炭水化物で摂って、あとはバランスよく腹八分目という指導だったそうです。 義太夫さんは 摂取カロリーを制限するため、食べる量を全体的に減らすように医師から言われたそうですよ。 付き合いで焼肉屋に行く時は、カロリーを抑えるためにまずご飯でお腹をいっぱいにして、それから肉を食べるようにしていたそうです。 そのうち、カロリー制限が辛くて病院に足が向かなくなり、治療を放り出してしまいました。 そして、今では週3回の人工透析をなさっていらっしゃいます。 「あの頃に糖質制限を知っていれば、透析導入をもう少し遅らせることができたかもしれないのに…」と義太夫さんはおっしゃったそうです。 当時はまだ「肉が良くない、お米を食べましょう」と指導されていたのかしら。 本当に残念なことね! 遺伝と不摂生が原因で糖尿病になってしまった? 義太夫さんのお父様は若いころから糖尿病にかかっていて、それが元で64歳でお亡くなりになったそうです。 そして義太夫さんはテレビに出ると言う仕事柄、たくさん食べる機会も多く、身長170cmで体重がMAX114kgまで太ってしまったそうです。 ところが、なんだか体重が減ってきて、やたらとのどが渇いてだるくなったそうです。 ある時とうとう自宅で倒れ、救急搬送されてしまったとか! その時はなんと 血糖値が630もあり、即入院になったそうです。 インスリン注射と服薬を開始し、食事はカロリー制限食。 今でこそ糖質制限という方法があることは多くの糖尿病患者が知っていますけど、義太夫さんが糖尿病と診断されたのは20年以上前のことです… 当時はみんなカロリー制限食だったでしょう? とうとう糖尿病合併症発症、そして… 義太夫さんは糖尿病の治療をしていたにもかかわらず、数年後には 神経障害で動眼神経がおかしくなり、ものが二重に見えるようになったそうです。 しかし体重が5キロ減り、目の症状も消えてしまったので病気が良くなったのだと思い込んですっかり油断してしまったそう。 自己血糖測定をしても、血糖値が低かったので安心してしまい、ある時から病院へ行かなくなってしまったそうです。 しかしそれは、 糖尿病が「治った」のではなく、腎機能が落ちていたせいだったのです! 腎機能が低下するとインスリンが分解されにくくなるので、血糖値は低くなるんだそうですよ。 それを 「病気が良くなったのだ」と勘違いしてしまったということですね。 やがて、 貧血・激しいめまい・息切れなどの症状が出るようになり、とうとう義太夫さんは人工透析を開始することになってしまいました。 現在、義太夫さんは週3回、1回5時間の人工透析をなさっています。 当然、以前ほど自由に仕事はできなくなってしまったそうです。 私も義太夫さんと同じ運命をたどっていたかもしれない よっしーの父や弟も若い時に2型糖尿病を発症しました。 遺伝が背景にあることは間違いなく、それは義太夫さんも同じです。 義太夫さんは途中で治療を放棄してしまいましたが、よっしーが知っている人の中には 「ちゃんと真面目に通院して治療をしていたのに人工透析になった」という方も複数いらっしゃいます。 医師の言うことを聞かずに好き放題食べまくった結果そうなった方なら 「自分が悪かったんだ」と思われるかもしれませんけど、そうではない患者の悔しさが分かりますか? もし教育入院中に私が主治医に 「糖質制限をしたい」と申し出ることなく、指示された通りにカロリー制限とインスリン注射と服薬をしていたとしたら、今頃どうなっていたでしょうか? もしかすると、坂道を転がり落ちるように糖尿病合併症が悪化してしまったかもしれないと思います… 糖尿病網膜症などは、いったん発症すると進行が早い場合が多く、 単純網膜症から数年で増殖網膜症まで進行してしまうこともあるそうです。 誰もが自分の問題として考えてほしいです これは、決して義太夫さんだけの問題ではありません。 若い時に糖尿病と診断された人は皆、ずっと気を付けなければいけない問題です。 若くして2型糖尿病と診断されたからには、必ず何らかの原因があるはずです。 それは人によっては単なる肥満と暴飲暴食かもしれませんし、遺伝かもしれません。 糖尿病を発症した直後~数年ぐらいではまだ合併症はなくても、10年20年と時間が経っていくうちに、合併症になる患者は確実に増えていきます。 決して他人事ではないのです。 「自分だけは大丈夫だろう」と根拠のない自信から油断していると、数年後にめちゃくちゃ後悔することになるかもしれませんよ。 よっしーは、義太夫さんが教えてくれたことを無駄にしたくないと思います。

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たけし軍団のグレート義太夫が緊急手術、何の病気なの?

グレート義太夫

初めて糖尿病と診断されたのは1995年です。 僕が36歳のときに父親が糖尿病をきっかけに亡くなり、その1年後に今度は自分が糖尿病だと言われたのです。 そのときには全く自覚症状がありませんでした。 「痛い」とか「つらい」が全くないんです。 季節は夏でした。 無性にのどが渇いて、のどが渇くから飲み物を飲む、そうするとトイレが近くなる。 自分ではただの夏バテかと思っていました。 今思え ば、他にも体からいろいろなサインが出ていたんですね。 目がかすみ、家で普通にテレビを見ていても映画などの字幕がはっきりと見えないことがありました。 次は気が付くとやせていました。 そのとき、事務所が公称していた僕の体重は110kgでした。 それが体重計に 乗ったら95kgしかないんです。 普通に食事をして、何の運動もしていないのに15kgも減っていました。 これがまさか糖尿病の症状だとは思っていませんでした。 しかし、そうこうするうちに家で倒れてしまいました。 病院に運ばれたのが土曜日の夕方だったので検査ができませんでした。 僕が「夏バテだと思う」と 言ったら、そのとき担当してくださった先生は栄養剤の点滴を2本打ってくれました。 その2日後の月曜日に血液検査に来てくださいって言われていたので、月 曜日の朝に再び病院に行きました。 血液検査をして「夏バテだしな、なんか薬もらって帰るんだろうなあ」と思っていたら、看護師さんが飛んできて「すぐ来て ください」と。 先生のところに連れて行かれて「すぐ入院してください」と。 先生には「こうやって話しているのが信じられない、普通だったら高血糖で昏睡状 態ですよ」と言われました。 1週間ほど入院して、食事療法とインスリンの打ち方を教わりました。 自分の父親が糖尿病ではありましたが、このときにはまだ糖尿病という病気について何も知りませんでした。 どういう症状で、どんなときに自分がどうなるのか、初めて糖尿病のメカニズムを理解しました。 糖尿病の患者さんが最も取り組みやすい治療法は食事療法だと思っています。 毎日3回の食事をきっかけにすれば、血糖やその後の病気の進み具合を自分 でコントロールできると思っています。 食事療法に取り組むにあたっては、やっぱり自炊がいいと思います。 なるべく自分で作って、栄養価とか単位数とかを自 分で計算しましょう。 自分でやってみると、今後の生活がどんどん変わると思うんですよ。 でも、あんまり厳しくしすぎると、ある日ストレスが爆発してしまうんですよね。 他の患者さんでもいきなりぐわっと一気にたい焼きを食べちゃう人がい たりして。 だから僕は週に1回とか、1ヶ月に2回とか「ちょっと食べてもいい、その代わりその前後は控えよう」と、トータルで調整するようにしています。 「これぐらいなら食べてもいいだろう」というのはいけないと思いますが、いちばんいけないのは無理をしすぎることだと思います。 実践できる範囲で、なるべ く調整するようにしています。 運動療法についてですが、僕は運動が嫌いなんです。 最初にやってみたのは車に乗ることをやめて、自転車に乗ったり、歩くことでした。 食事と同じです が、あまり無理をしすぎると続かないので、なるべく生活の中で続けられるように習慣づけることを心がけています。 「ジムに行くぞ!」って意気込むよりも、 一駅前で電車を降りて歩くとか、車をやめて自転車にするとか、自分の生活の中に運動を取り込むことで、無理なく続けられると思います。 食事療法も運動療法も、ちゃんと自分で生活の中に取り込めるように組み立てれば長続きしますよ。 食事と運動はちゃんとやらないと僕みたいな状態が待っているので、こうなる前の患者さんには「今なら間に合います!」って言いたいです。 糖尿病の患者さんでいけないパターンは、自己判断による通院中止だと思っています。 実は僕もそうでした。 糖尿病には自覚症状があまりないので、薬を 飲んでもその薬が効いているかどうか自分ではわからないんです。 そのうち注射を打ちたくないとか、薬を飲みたくないとか、病院に行きたくないという理由 で、だんだん病院の敷居が高くなっていって、「次に病院に行ったときに先生に怒られる」と思ってしまうんです。 今、「僕は糖尿病予備群なんだよね」っていう人は糖尿病を発症しないように、糖尿病だと診断された人は合併症を予防するために、ベストを尽くしてく ださい。 いちばん気を付けなければいけないのは食生活だと思います。 糖尿病は自分でできる生活習慣の改善で、病気の進行を遅らせることができると思ってい ます。 糖尿病の予備群や糖尿病の患者さんには、「ああいうふうになっちゃうよ、義太夫のようになっちゃうよ」って思っていただいて、僕みたいにならないように気を付けていただきたいです。 僕もこれから頑張って、僕みたいな患者さんが増えないような活動をしていきたいと思います。

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竹本義太夫

グレート義太夫

35歳で糖尿病と診断されたグレート義太夫さん お笑い芸人のグレート義太夫さんは、この記事を書いている時点(2017年11月)で58歳。 35歳の時に糖尿病と診断されたのだそうです。 おそらく2型糖尿病でしょう。 当時はまだ 「糖質制限」は日本ではほぼ知られておらず、医師の指導は一日のカロリーの半分くらいは炭水化物で摂って、あとはバランスよく腹八分目という指導だったそうです。 義太夫さんは 摂取カロリーを制限するため、食べる量を全体的に減らすように医師から言われたそうですよ。 付き合いで焼肉屋に行く時は、カロリーを抑えるためにまずご飯でお腹をいっぱいにして、それから肉を食べるようにしていたそうです。 そのうち、カロリー制限が辛くて病院に足が向かなくなり、治療を放り出してしまいました。 そして、今では週3回の人工透析をなさっていらっしゃいます。 「あの頃に糖質制限を知っていれば、透析導入をもう少し遅らせることができたかもしれないのに…」と義太夫さんはおっしゃったそうです。 当時はまだ「肉が良くない、お米を食べましょう」と指導されていたのかしら。 本当に残念なことね! 遺伝と不摂生が原因で糖尿病になってしまった? 義太夫さんのお父様は若いころから糖尿病にかかっていて、それが元で64歳でお亡くなりになったそうです。 そして義太夫さんはテレビに出ると言う仕事柄、たくさん食べる機会も多く、身長170cmで体重がMAX114kgまで太ってしまったそうです。 ところが、なんだか体重が減ってきて、やたらとのどが渇いてだるくなったそうです。 ある時とうとう自宅で倒れ、救急搬送されてしまったとか! その時はなんと 血糖値が630もあり、即入院になったそうです。 インスリン注射と服薬を開始し、食事はカロリー制限食。 今でこそ糖質制限という方法があることは多くの糖尿病患者が知っていますけど、義太夫さんが糖尿病と診断されたのは20年以上前のことです… 当時はみんなカロリー制限食だったでしょう? とうとう糖尿病合併症発症、そして… 義太夫さんは糖尿病の治療をしていたにもかかわらず、数年後には 神経障害で動眼神経がおかしくなり、ものが二重に見えるようになったそうです。 しかし体重が5キロ減り、目の症状も消えてしまったので病気が良くなったのだと思い込んですっかり油断してしまったそう。 自己血糖測定をしても、血糖値が低かったので安心してしまい、ある時から病院へ行かなくなってしまったそうです。 しかしそれは、 糖尿病が「治った」のではなく、腎機能が落ちていたせいだったのです! 腎機能が低下するとインスリンが分解されにくくなるので、血糖値は低くなるんだそうですよ。 それを 「病気が良くなったのだ」と勘違いしてしまったということですね。 やがて、 貧血・激しいめまい・息切れなどの症状が出るようになり、とうとう義太夫さんは人工透析を開始することになってしまいました。 現在、義太夫さんは週3回、1回5時間の人工透析をなさっています。 当然、以前ほど自由に仕事はできなくなってしまったそうです。 私も義太夫さんと同じ運命をたどっていたかもしれない よっしーの父や弟も若い時に2型糖尿病を発症しました。 遺伝が背景にあることは間違いなく、それは義太夫さんも同じです。 義太夫さんは途中で治療を放棄してしまいましたが、よっしーが知っている人の中には 「ちゃんと真面目に通院して治療をしていたのに人工透析になった」という方も複数いらっしゃいます。 医師の言うことを聞かずに好き放題食べまくった結果そうなった方なら 「自分が悪かったんだ」と思われるかもしれませんけど、そうではない患者の悔しさが分かりますか? もし教育入院中に私が主治医に 「糖質制限をしたい」と申し出ることなく、指示された通りにカロリー制限とインスリン注射と服薬をしていたとしたら、今頃どうなっていたでしょうか? もしかすると、坂道を転がり落ちるように糖尿病合併症が悪化してしまったかもしれないと思います… 糖尿病網膜症などは、いったん発症すると進行が早い場合が多く、 単純網膜症から数年で増殖網膜症まで進行してしまうこともあるそうです。 誰もが自分の問題として考えてほしいです これは、決して義太夫さんだけの問題ではありません。 若い時に糖尿病と診断された人は皆、ずっと気を付けなければいけない問題です。 若くして2型糖尿病と診断されたからには、必ず何らかの原因があるはずです。 それは人によっては単なる肥満と暴飲暴食かもしれませんし、遺伝かもしれません。 糖尿病を発症した直後~数年ぐらいではまだ合併症はなくても、10年20年と時間が経っていくうちに、合併症になる患者は確実に増えていきます。 決して他人事ではないのです。 「自分だけは大丈夫だろう」と根拠のない自信から油断していると、数年後にめちゃくちゃ後悔することになるかもしれませんよ。 よっしーは、義太夫さんが教えてくれたことを無駄にしたくないと思います。

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