千と千尋の神隠し都市伝説。 【都市伝説】千と千尋の神隠しの幻のエンディング!ハクの八つ裂きシーンは存在する?|RealVoice

【ジブリ都市伝説】千と千尋の神隠しは日本人に対する警告だった

千と千尋の神隠し都市伝説

興行収入300億円越えという驚異的なヒットとなったのが 「千と千尋の神隠し」である。 宮崎駿監督作品の中でもダントツの成績であり、この記録を超えるものは現在でも存在をしていない。 そんな大ヒット映画の千と千尋の神隠しだが、都市伝説もいくつか存在している。 今回は、そんな都市伝説の中でも信憑性が高いと言われている「物語りは全て死後の世界だった」を確認していきたい。 物語りは全て死後の世界だった 都市伝説として言われるようになったシーンは、冒頭に起こる。 ここでは、千尋の父が運転し、母と千尋が乗車しているシーンがある。 そして、引越し先になる場所へと車で走っているのだが、途中で道に迷ってしまうのである。 実は、この時に車は事故に遭遇しており、 三途の川を渡り死後の世界に行ったのではないか?というのが、都市伝説として話題になっている。 実際に、川を渡るシーンなどもあるが、それらが冒頭に出てきているということが、この都市伝説におけるキーワードとなっている。 トンネルの向こうには不思議な光景が広がっていることに驚いた千尋は様々な不思議なことに立ち向かっていく。 そして、八百万の神々とも接点を持つことになる。 現実的な世界では有り得ることのない世界が目の前には広がっていることから、千尋は驚きを隠せないでいる。 ただ、いつしかその世界に慣れていく。 ハクという人物は、不思議なキレイな川を渡ることができない。 実は、 ハクはもう現実世界には帰ることができない存在だからだ。 ハクの最後の言葉を思い出して欲しい。 そこには、意味深なことが多く入っていることが理解できるはずだ。 続きます・・・ スポンサーリンク 死後の世界では電車が通っている。 そこには、 「火垂るの墓」に登場する、節子がいると話題になっている。 同じジブリ作品である「火垂るの墓」では、節子は死亡している。 千と千尋の神隠しの世界では、駅のホームでじっとこちらを見ていることが言われている。 これは、死後の世界で兄が来るのを待っているのではないか?と言われているのである。 節子が出てきているということで、 死後の世界であることは実証されたのだ。 こうしたことが重なった関係で、 「死後の世界の話」という都市伝説が誕生したという訳だ。 千と千尋の神隠しには様々な都市伝説があるが、「死後の世界の話」が一番知られている。

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千と千尋の神隠しの都市伝説!!ハクの八つ裂き映像は存在するの!?ハクが千尋に言った「振り向かないで」の意味とは!?

千と千尋の神隠し都市伝説

僕は『耳をすませば』が好きだなぁ。 タイトルは『千とちさとの神隠し』の予定だった 『千と千尋の神隠し』は当初『千とちさとの神隠し』というタイトルの予定でした。 もともとこのストーリーができるきっかけとなったのは、宮崎監督の一家と、プロデューサー一家、そして『紅の豚』のポルコのモデルになった佐伯さん一家でキャンプに行ったときの出来事が発端なんです。 キャンプ中、佐伯さんの娘・ちさとちゃんの靴が川に流されてしまったそうです。 それを皆で拾おうとして全員がずぶぬれになって大笑いしたと言うことがありました。 宮崎監督はその出来事で元気を出し、笑いをくれたちさとちゃんに対する感謝の気持ちでタイトルを『千とちさとの神隠し』にしようとしていたそうです。 しかし、ストーリー制作が進むにつれ物語の方向性が変わってしまったため、最終的に『千と千尋の神隠し』というタイトルに決定されました。 湯婆婆の経営している温泉は「風俗」がモデル? (画像参照元:) 何気なく『千と千尋の神隠し』を観ていると、結局のところ異世界に迷い込んだ少女が、両親を元の姿に戻し人間界に戻るまでの話、で終わってしまいます。 しかし、湯婆婆の経営している油屋(銭湯)で千尋が「湯女」として働くことになったという部分で、歴史に詳しい人ならピンときた人がいたのではないでしょうか。 この「湯女」、何もしらなければお風呂担当で、お風呂掃除などをしているんだろうと思う人が多いと思います。 しかし、日本の歴史を見てみると「湯女」とは「遊女(売春婦)」のことを指す言葉なんです。 そして赤い提灯は居酒屋と言うイメージを持つ人が多いですが、世界共通で「売春宿」の目印にもなっています。 そして作品中の油屋の家具などの配色を見ていると、江戸時代の遊郭のようなデザインになっているんです。 また湯屋の屏風にはっきりと「回春」と書かれているものもあるので、「湯屋=風俗」説は当たっているといえます。 「千」は源氏名? さて、『千と千尋の神隠し』が裏設定で風俗を題材にしているとすると、初期タイトルが変更になった謎もわかってきます。 遊郭には本名とは別に遊女に着けられる「源氏名(げんじな)」というものがあります。 わかりやすく今風にいうならホステスなどのお店での名前ですね。 「ちさと」が「千尋」に変わった理由ですが、「千」が遊郭でいう源氏名に当たるのでは?という説が流れています。 ストーリーを練りこんでいくうちに、風俗を裏テーマにすることに方向性が変わったというのならそれも納得できますよね。 宮崎監督の発言にも風俗に関するものがあった! 油屋が風俗をモチーフにしているという仮説を裏付けるものとして、有力なのが宮崎監督自身の発言です。 『千と千尋の神隠し』のインタビューを受けていた時に、宮崎監督は今の世界を描くのに1番ふさわしいものが何かを考えたそうです。 そしてその結果、まるで風俗産業のようになっている日本を表現するならやはり風俗産業がぴったりだというように思ったそうです。 性的な意味合いは別としても、そういう目線でこの作品を見てみるとまた違った解釈などが出てきて面白いかもしれません。 実は原作となる作品があった? これは、意外と知られていない話なのかもしれません。 『千と千尋の神隠し』には、実は宮崎監督の考案したネタのほかに原作になったのではないかという作品が存在しています。 講談社の青い鳥文庫や電子書籍などで公開されている『霧のむこうのふしぎな町』という、柏葉幸子さんの作品です。 実際、企画の初期段階ではこの作品をアニメに出来ないかという話し合いはしていたそうですが、原作と大幅に内容が変わってしまうため『千と千尋の神隠し』はオリジナルストーリーとなっています。 しかし、『千と千尋の神隠し』の制作に影響を与えているのでは?と言われています。 実は神隠しではなく死んでいた? (画像参照元:) 「死んでいた」というよりは「死にかけて臨死体験をしていた」というほうがしっくりきます。 冒頭で千尋のお父さんが急にスピードを上げてふしぎ町の入り口になっているトンネルに向かいます。 この時に一家は車で事故にあってしまい、生死をさまよっていたのではないかという説です。 実際、千尋がふしぎの町に出たときには体が透けています。 生死をさまよって昏睡状態になっていた千尋が体験した臨死体験が、この映画の話になっているのではないかと言われています。 それなら神様や妖怪といった人外の存在がいる世界だったとしても違和感はないような気がしますね。 電車の乗客が黒い理由 この作品が千尋の臨死体験ではないかというのを裏付けるものとして、電車に乗っていた乗客がまずヒントになります。 千尋が電車に乗ったとき、他の乗客は黒く半透明な姿をしています。 これは生きる希望も、未来も失ってしまった自殺する人という設定になっており、途中駅は自殺を踏みとどまった人が降りるためだけに存在しています。 ちなみにこの電車のモデルは小田急電鉄と相模鉄道だと言われています。 駅のホームに立っているのは…? (画像参照元:) 千尋が海の上を走っている海原電鉄に乗車し、銭婆の家に向かっているときに、沼原駅のホームにおかっぱ頭の女の子がいたのを覚えているでしょうか? 一人で誰かを待っているような雰囲気で、他の乗客同様に真っ黒く顔を見ることができません。 しかし一説には『火垂るの墓』に登場した節子ではないかと言われています。 『火垂るの墓』の節子は兄・清太より先に亡くなっていて、清太は『駅舎で餓死』しています。 海原電鉄があちら側の電車という設定で考えると、清太よりも先についてしまった節子が、兄が来るのを待っているのでは?という説が流れています。 また別の説ではこのおかっぱ頭の女の子が、『となりのトトロ』に登場するサツキではないかという話もあります。 『となりのトトロ』では、サツキとその妹メイが母親のいる病院へ向かう途中に2人は死んでいる、という有名な都市伝説があるんです。 この場合、サツキはメイが来るのを待っているのか、もしくは探しているのかもしれませんね。 カオナシ=サタン説は本当? (画像参照元:) 『千と千尋の神隠し』の中で最も謎なキャラクターといえば「カオナシ」ではないでしょうか。 実はこのカオナシに「サタン説」というとんでもない噂が流れています。 サタンといえば、キリスト教では悪魔の頂点に立つ存在で、キリストと相反する存在。 人々を悪の道へとそそのかす存在としても知られています。 作品中、千尋がカオナシにどこからきて、なぜ湯屋にいるのか、両親は?といった質問をされても、あいまいな答えしかしませんが、元の世界を嫌がりしきりに「寂しい」を連呼しています。 戻るのも嫌な世界、そして「寂しい」ということから、元居た世界はとても忌まわしい世界か、荒れはてている世界なのでは?と推測できます。 また千尋と電車に乗るシーンで「サタン」というネオンサインが一度だけ画面に現れます。 まるでカオナシの正体を暗示しているかのようですよね。 カオナシはどこから来た? カオナシが元居た世界はどこなのか、とても気になりますよね。 実は映画のパンフレットにヒントとなる言葉が書かれています。 パンフレットには「湯屋のある世界とは別の場所からやってきた」と書かれています。 さらに「謎の男」という性別まで書かれているんです。 このことから「異世界=地獄」とも解釈を広げることができて、サタン説もあながち捨てきれないですね。 しかし「己を持たない悲しい存在」とも書かれているんです。 このあたりはキリスト教で言うサタンとは異なる点と言えるでしょう。 自分らしさ、自分に自信のないむなしい存在といったところでしょう。 結局カオナシの正体は? 宮崎監督は、カオナシを現代の日本人のイメージで作ったようです。 寂しがりや、そして一人になることを嫌うのに人と関わるのが苦手で、相手の気持ちを考えることができない人。 キレると手が付けられなくなるほど暴走するという、現代の若者に多いタイプの人達のイメージがカオナシの存在を作り上げたようです。 ちなみに、カオナシのモデルは『 借りぐらしのアリエッティ』の米林監督がモデルと言われています。 カオナシの歌知ってる? カオナシの歌があるの知っていますか? 作詞は宮崎監督で、イメージアルバムではムッシュかまやつさんが歌っています。 短い歌ですが、なんだか印象に残る曲です。 しかし、このリンの正体は劇中で明かされておらず、カオナシ同様その正体についてさまざまな意見が出ています。 油屋には人間のような外見を持った従業員がいますが、その正体はほとんどがナメクジか蛙です。 リンに関しては公式の資料で「イタチかテン」という設定にする予定があったそうですが、ラフ画には「リン(白狐)」と、書かれています。 白い狐といえば神様の遣いか、もしくは神と言ってもいいレベルの存在ではないでしょうか。 そんな存在がなぜ油屋に?とさらなる疑問がわいてきますね。 もしかしたら、ハクのように湯婆婆に名前を取られ、さらに元の記憶がなくなって、いいよう働かされているのかもしれません。 ハクが振り返るなといった理由とは? (画像参照元:) 千尋が元の世界に戻るとき、振り向こうとした瞬間に銭婆にもらった髪留めが光って、振り向かずに済みます。 ハクがなぜ千尋に「振り向かないで」といったのか、一般的には戻るときに振り向いてしまうと、トンネルの近くにあっただるまになると言われていたから、と言われています。 しかし、あの世からこの世に戻ってくるという設定、日本神話の「イザナミ・イザナギ夫婦」の話を思い起こさせると思いませんか? 亡くなった妻・イザナミを黄泉の国から連れ戻そうとしたイザナミは、「自分の姿を見ないでほしい」というも、イザナギはイザナミの姿を見てしまいます。 おぞましい姿に変わり果てたイザナミに恐れをなしてイザナギは、慌ててこちら側に戻ってきます。 もしあの時、千尋が後ろを振り返ったなら、いわれているように本当にだるまになっていたのかもしれません。 しかし、深読みすると日本神話のように、本来のあちら側やとても酷い状態のハクの姿を見て引きずり込まれてしまい、二度とこちら側に戻れなくなっていたかもしれないとも考えられます。 トンネルが変わっていた理由とは? (像参照元:) 冒頭で、赤いトンネルを抜けてあちら側に行きますが、ラストではごく普通の石のトンネルになっていました。 単純に考えると、赤いトンネルの状態ならこちら側から油屋のある世界に行くことのできる状態で、石のトンネルだとあちら側にいくことができないといったところでしょう。 ハクとの再会はできるのか? ハクのその後ですが、劇場公開されたときにジブリの公式HP上で説明されていました。 ハクは湯婆婆の言葉に従い、八つ裂きにされるという運命を受け入れています。 ラストの千尋の手が離れるシーンは、永遠に2人が別れるということを表現しているそうです。 千尋が戻るときに髪ゴムが光るのは、八つ裂きにされたハクの涙が光っているという説もあります。 ハクが千尋と再び出会うことができるのは、「 ハクが魂の存在となって千尋のいる人間の世界に行くとき」という説が有力なようです。 『もののけ姫』との関連もささやかれている! ちょっと難しい、日本神話の話が関わってくるのですが、『千と千尋の神隠し』が、『もののけ姫』の続編ではないかという都市伝説があるんです。 公式資料集に千尋が『もののけ姫』のサンの子孫という記述があることから、こう言われているようです。 しかし、よく考えてみましょう。 千尋と出会う少年ハクは 「ニギハヤミ・コハクヌシ」と言う名前で「古事記」などに搭乗する「ニギハヤヒ(邇芸速日)」という神様ではないかと想像できます。 そして 『もののけ姫』でアシタカは『アシタカヒコ』と呼ばれていて、これが「足高彦」を意味するのであれば、大和朝廷と争った、東の狩猟民族の長「ナガスネビコ」から名付けられたと考えらえれます。 古事記などで 「ニギハヤミ」は「ナガスネビコ」の祖先となった神という表記があります。 これらのことからハクがアシタカの祖先と言う可能性が高いです。 アシタカの祖先ハクと、人の子サンの子孫である千尋が再会しているというふうにもとることができるんです。 人気の都市伝説• 存在しない駅きさらぎ駅『はすみ』の真相とは?インターネット上で有名となったきさらぎ駅。 発端は2ちゃん... 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謎が多すぎる『千と千尋の神隠し』の都市伝説!裏設定や幻のエンディング│ジブリ都市伝説【裏設定から制作秘話まで】

千と千尋の神隠し都市伝説

岡田斗司夫です。 ---- では、最初のお便りは、ジブリネタが来ているので、その紹介から行ってみようかと思います。 そのくらい、おもしろかったです。 ありがとうございます。 これがもしかして「荻野一家の引っ越し」の原因ということではないかな、、と思いました。 ---- ありがとうございます。 まあ、面白い論ですね。 こういうのを僕は「俺ジブリ」って呼んでいるんですけど。 これも、やっぱり自分の視点の1つなんですよ。 要するに「何が正解なんだ?」とか「それはもう宮崎駿に聞くしかない」とか、そういうことを言う人がいるんですけども。 それは高校生までの考え方なんですね。 つまり、ある1つのテキスト……まあ、こういう文芸の対象のことを「テキスト」と言うんですけどね。 「あるテキストに対する解釈とは、作者が意図したものただ1つ」というのが、高校生までが習う、テスト期間の文芸に対する態度なんですけど。 ところが、大学に入る頃にはそういうものはなくなってきて、「研究によってこういう可能性がある」とか「このようにも読める」とか、そういうふうに物を考えるのが、基本的には大学以降の文学研究の方式なんですけど。 そういうのが俺ジブリ。 「俺にとって、こういう読み方が出来る」というもの。 これに対して「これは正しいか? 正しくないか?」っていうので言うと、僕はあんまりピンとこないんだけど、すごく面白いと思います。 だから、後は、すごく面白いことの論拠みたいなものをどれだけ集めてくるのかになってくるんですけど。 ・・・ まあ、こういう「俺〇〇」が増えると、作品を見るだけでなく、その作品に参加することが出来るんですね。 参加して、それを他人に話すことによって「ああ、それ、面白いな」と思ってもらえる。 そうやって、面白いと言ってくれる人が増えていけば、それはセカンドクリエイターという状態になるんですよね。 これは、もともとはキングコングの西野君が作り出した言葉で、別の意味だったんですけど。 僕、その語感がすごく面白いなと思ってるんですよ。 まあ、いわば「お父さんが引っ越した原因はこれじゃないか?」ということで、同人誌を作ることが出来るんですね。 そして、その同人誌を先に読んだ人にとっては、もう、その解釈が正しくなるんですよ。 例えば、『機動戦士ガンダム』にも、富野由悠季が作った設定ではなく、「後になってバンダイが作った設定」とか「後でホビージャパンが作った設定」とか「後でガンダムのプラモのマニアだったストリームベースという大学生のお兄さんが作った設定」というのが、今ではメインになっているわけですね。 後に、安彦良和さんが「あの時の富野さんとは、どうしても意見が合わなかったが、俺はこうだと思う!」と言ってやっていた『ガンダム THE ORIGIN』というのも、やっぱり、後から作られた設定なんですけど。 ところが、後から生まれたガンダムファンにとっては、その後の設定を読んで育つので、それが正しい設定になるんですよ。 だから、昔の『ガンダム』を見たら「何か変だ」ということにもなるんですね。 なので、今の世界というのは、テキストの正しい解釈というのだけではなくて……それはそれで、もちろん大事なんですよ? だから、氷川竜介さんみたいな本物のアニメ評論家の方々は、そっちをやっているんですけど。 僕はそうじゃないんですね。 そうではなくて、2次創作が当たり前の世界、コミケがこの世界にあるのが当たり前の世界に生きているので、「セカンドクリエイターみたいな人が増えて来て「俺ガンダム」みたいなものが増えてきたら、すごく楽しいな」と思います。 これは掲示板に載っていた意見なので、このステッカー欲しければ、僕にメールをして、自分の住所と名前を教えてください。 ・・・・・・ 『千と千尋』については、もう1つ来ています。 メール募集と言うことで思い切って送ってみることにしました。 大変楽しく、興味深く拝見させて頂きました。 また、その際にまんまとプレミアムに入会してしまいました。 満足しています(笑)。 あの、まず、この噂がどうかというよりも、事実関係だけで言うと「映画館での差し替え」というのは、基本的にやらないんですよ。 なぜかと言うと、まあ、21世紀に入るまで、というか、もう本当に10数年前くらいまでは、映画ってフィルムだったんですよね。 フィルムというのは物理的な存在であって、プリントなんですよ。 東洋現像所とかイマジカとかそういうところで、原版となるネガフィルムから……まあ、コピーネガを撮るんですけど。 そこからフィルムを焼いて、各映画館に配るんですね。 このフィルムのプリント代が、1980年代後半当時、映画1本当たり135万円くらいするわけですよ。 135万円ですよ? 『千と千尋』は、公開時は日本全国で343館で公開してたので、この差し替えに掛かる経費というのは、フィルムのプリント代だけでも、まあ、だいたい4億6千万円を超えるわけですね。 「そんな経費、どこが負担するんだよ?」と。 つまり、監督の意地でそれを変えるんだとしたら、「その4億6千万円は誰が出すんですか?」っていう話になっちゃうんです。 なので、まあ、よっぽど、無茶なことをしない限りないんですね。 「よっぽど無茶」というのは、例えば……「例えば」ですよ? 例えば『宇宙戦艦ヤマト』のとあるシーンに、西崎義展さんというプロデューサーさんが「どうしても納得出来ない!」と言う。 こうなったら、もう「プロデューサーが全責任を持つ」というような形で、差し替えということもありえます。 だから、そういう例がゼロではないんですけど、まあ、もしそんな事が本当にあったら、ものすごい騒ぎになりますので、絶対に記録に残るんですよね。 現実的には難しいと思います。 ・・・ この都市伝説の出どころは、2ちゃんねるへの書き込みだそうです。 2014年の11月24日。 もう、都市伝説が生まれた日までわかっているというのはすごいね(笑)。 金曜ロードショーで『千と千尋』が放送された時に、ニュース速報の掲示板にこんな書き込みがあったそうです。 04 ID:R2BYzI01K. だと思っているでしょうが本来この後には続きが存在します。 ちなみに映像化、アフレコもされており公開当時映画館でも一部で実際に流されていました。 今回の地上波放送でもこのラストシーンが流れることはおそらく無いでしょう ---- とまあ、こんな書き込みがあったんですね。 それで、一気に広がったと言われているんですけど。 実はこれ、半分は本当なんですよ。 この都市伝説が上手く出来ているのはここなんですけど。 引っ越し業者以下のくだりは、コンテまでは本当に描かれているんですね。 コンテまで描かれているんですけど、まあまあ、宮崎駿のことだから、描いたコンテでも、ボツになったものは、もう処分しちゃうんですよね。 実際に作画打ち合わせまではやってたらしいんですよ。 しかし、もちろん線の仕上げの段階までは持って行ってないし、アフレコもしていない。 当時のジブリには、そこまでの余裕はないんですね。 『千と千尋の神隠し』って、もうギリギリの体制でやっていたので、一応、後ろの尺が2時間に収まるようにということもあって、切ってしまった。 宮崎駿も、一番最初は、ラストシーンとして引っ越しまで描く予定だったらしいんですけど。 でも、コンテ段階で「あ、これは違う」と。 「神隠しが終わったら、もう1ヶ月か2ヶ月経ってることにしよう。 そしたら、その後ろのシーンはやらなくていいから、バッサリ捨てられる」と。 まあ、そういうふうな流れらしいんですね。 でも、「公開当時、一部の映画館だけで実際に流されてました」というふうに都市伝説の後ろに書かれると、日本国内の全ての映画館の関係者のチェックを取らないと、完全な真偽はわからないんですよね。 なので、このデマは、わりと事情を知っている人の作為的な、意図的なデマだと思うんですよ。 この書き方を入れるということは。 ・・・ じゃあ、次に、この都市伝説を信じている人が多い理由について、なんですけど。 これって、僕だけが知っている話ではなく、「ここまでコンテが出来てた」っていうのは『千と千尋』の物語の資料集を見たらどこにでも書いてある話なんですね。 なので、この噂が流れた時に、脳内で作っちゃうわけですよ。 なぜかと言うと、人間の記憶というのは、現実そのものを記憶するのではなくて、脳内で整理されたパッケージとして記憶しているからですね。 記憶というのは、短期記憶から長期記憶へとカテゴリー移動する時に、そのままではデータ量が多過ぎるんです。 なので、人間というのは、例えば映画を見て「うわぁー!」って思った時の記憶を、長期記憶へ保存する時に、データを間引くんです。 そして、このデータを間引く時に、全体を再構成する。 だから、映画によって、ハッキリ覚えている部分と「えっ? そんなシーン、本当にあった?」みたいな差が誰にでも生まれるのも、当たり前なんですね。 さらに、この再構築された記憶って、それを頭の中で思い出す度に、つまり、アクセスする度に、微妙に壊れるんですよ。 アクセスする度に、微妙に壊れて、再び再構成し直してを繰り返して、どんどんパッケージを小さくしていくんですね。 このデマというか、2ちゃんねるの書き込みを読んだ瞬間、みんなは頭の中から、わりと省略された『千と千尋』に関するデータを読み出すんですけど。 それを解凍して、バッと広げる時に「こんなシーンがあった」と言われると、あったかのように思い出しちゃうわけですね。 記憶を読み出す時、あっという間に、映画館の中で本当は存在しないシーンを見た記憶まで思い出してしまう。 本当は、そんなシーン存在しないんですけど、「あっ、そんなのを見た気がする。 ……いや、確かにあった! 絶対に見た!」と。 だって、この2ちゃんねるの書き込みというのは「おおっ!」という内容ですから。 あったような気がしちゃうわけですね。 人間の記憶というのは、遥か昔に見た映画より、2ちゃんの書き込みの方が優先されるから。 なので、頭の中で、その記憶が上書きされて、実際に見た映像よりも、脳内で作り出した映像の方が、ものすごくスムーズに繋がってしまうわけです。 というわけで、これを投稿してくれた方、やっぱりメールに住所が書いてなかったので、ステッカーが欲しければ、メールをください。 よろしくお願いします。 ---- 記事全文は、下記のnote記事もしくはKindle電子書籍でお読みいただけます(有料)。 amazon. なお、ニコニコチャンネル「岡田斗司夫ゼミ・プレミアム」(月額2,000円+税)では、テキストのほか、毎週日曜の「岡田斗司夫ゼミ」生放送とゼミ後の放課後雑談、毎週火曜の「アニメ・マンガ夜話」生放送+講義動画、過去のニコ生ゼミ動画、テキストなどのコンテンツをアーカイブサイトから自由にご覧いただけます。

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