いのうえ 小児科 阪南 クリニック。 いのうえ小児科阪南クリニックの写真(大阪市西田辺駅/小児科)

いのうえ小児科阪南クリニック |阿倍野区 Web予約受付

いのうえ 小児科 阪南 クリニック

クリニックを開院したここは、私の祖父が「井上産婦人科」を、父が「井上クリニック」を開業していた場所なんです。 産婦人科医師であった父の患者さんがお子さんを連れて来られることもあります。 私はここで生まれ育ち、学生時代を過ごしましたが、医師になってからは常に勤務先の病院のそばに住んでいましたので、こちらに帰ってくるのは25年ぶりです。 患者さんの親御さんが久しぶりに会う昔の同級生だったりして、驚くこともあります。 阪南町は大阪の中でも下町らしい下町で、昔ながらの良い風情のある町です。 周りには古い長屋もまだたくさん残っています。 開業前は、この辺りには子どもは少ないんじゃないかと思っていましたが、意外にも皆さん子だくさんで、若いファミリーも大勢いらっしゃるようです。 駅周辺にはマンションも増えましたし、古い戸建てを建て替えられて住まれる方も多いんでしょうね。 新規開院して1ヵ月余りですが、どのような患者さんが来られますか? 多いのは感染症ですが、アレルギーのお子さんや、離乳食の進め方や夜泣きなど日ごろの子育てに悩む親御さんも来られます。 「そこで転んだ!」と言って駆け込んで来られる外傷の患者さんもいます。 その辺が、何でも診る「町のかかりつけ医」という感じですね。 内科というのは細分化されており、診療する専門性がはっきりとしている科なんです。 その中で、ゼネラルに体全体を診ることのできる科が小児科で、そこに惹かれて小児科医師をめざす人も多いんです。 私も最初の頃は、「医師になった限りは体全部を診られるようになりたい」と思って小児科に進みました。 大学病院に長く勤めていると、自分の専門に注力して診察することが多くなっていましたが、開業し、いろんな患者さんに接する中で、現在は小児科医師の原点に立ち返った気持ちがします。 よく「病院で風邪をもらった」とか言いますよね。 そういったことが起こらないように、開院にあたって、クリニックを感染・非感染ゾーンに分けたいと思いました。 理想的なのは入り口を分けることですが、スペースの都合もありますので、入り口を入ってすぐに患者さんの動線が感染、非感染の左右に分かれるようにしました。 左側を緑、右側を黄色のインテリアで統一し、患者さんが色をたどれば、待合室から診察室へ移動できるようになっています。 もちろん診察室も2室あり、これなら患者さん同士の動線が交差することはありません。 感染症の患者さんを隔離するための完全個室も2室用意しました。 一般診療の診察時間に予防接種に来られた患者さんが、院内で風邪をうつされた、というようなことはできるだけ避けたいですから。 子どものためなら頑張れる。 前進し続けた勤務医時代 私には「医師になった限りは、人の命を助けるようなことがしたい」という気持ちが強くありました。 小児科の疾患には自然治癒するものも多く、例えば感染症なんかだと免疫力によって、勝手に治ってしまったりするんです。 治すことのできない先天的な疾患などは手術で治療することもあり、そうなると内科ではなく外科の領域になります。 その中で「血液がん」という疾患は放っておくと死に至る病で、決して自然と治っていくものではありません。 命を奪ってしまう病の克服をサポートし、子どもたちを元気にできるということは、医師として大きなやりがいがありました。 子どもたちは、体調が良くなると元気に笑顔を見せてくれます。 「どんなに自分が大変でも、あの子たちのためなら頑張れる」そう思うことができたんです。 大学病院には亡くなっていく患者さんもいらっしゃるし、わが子ががんだと告知された親御さんもいらっしゃいます。 やりがいを感じる反面、心が折れそうになることも何度もありました。 それでも、元気になっていく子どもたちがいるからこそ頑張れたんです。 開業医になった今は、日々の診療の中で出会う子どもたちや、日頃の悩みを抱えていらっしゃる親御さんも多いですから、一回一回の診療が勝負だと思っています。 入院している患者さんとは長いスパンの中で信頼関係を築くことができますが、ここではそうはいきません。 こんな小さなクリニックにぽんと来てくださって、私の経歴なんて何も知らない状況で、信頼してもらおうなんて簡単なはずがありません。 それでも話をして「安心しました」と言って帰ってくださるとうれしいし、難しい病気を治すんじゃなくても信頼してもらえるんだな、と近頃は思っています。 地域のかかりつけ医、そして小児がん患者の窓口として 地域のかかりつけ医として、患者さんとご家族に寄り添った信頼の置けるクリニックになることです。 日常的な病気の診察や健診、予防接種などの一般小児科診療を通して、できるだけわかりやすく、的確な応答ができるように努めたいと思っています。 そして将来的には、小児血液がんの患者さんのサポートもできればと思っています。 小児がんを診療できる施設は限られた場所にしかなく、また、終末期で在宅医療を希望する子どもの患者さんを診ることのできる市中の開業医は少ないのが現状です。 最後を自宅で過ごしたいお子さんの在宅医療や、かかっている病院へ行くほどではないけれど診療してもらいたいという小児がんの患者さんのために、何らかの形でこれまでの自分の経験を生かすことができれば、と思っています。

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いのうえ小児科阪南クリニック

いのうえ 小児科 阪南 クリニック

「いのうえ小児科阪南クリニック」は、大阪市阿倍野区阪南町にあるクリニックです。 新生児から乳幼児期、学童期のお子さまを対象に診療を行っています。 地域のお子さまに寄り添い、健康を守ることを通じ、地域医療に貢献したいと考えています。 せき・発熱といった小児科全般の症状や、気管支ぜんそくなどのアレルギー、夜尿症、小児血液・腫瘍に対する診療のほか、予防接種、健診にも対応しています。 また、院内感染を防ぐため、感染症にかかっている方の待合室は個室としています。 診察室も、感染症にかかっている方とそうでない方では分けています。 当クリニックは、御堂筋線の「西田辺駅」から徒歩約10分、同「昭和町駅」からは徒歩約12分です。 小児期の疾患全般に対応し、夜尿症の診療や予防接種も行っています 小児科では、小児期のお子さまによく見られるさまざまな症状や疾患に対する診療を行っています。 せき、鼻水、発熱、おう吐、下痢など感染症の症状や、湿疹、便秘などの症状がお子さまに見られたら、なるべく早めにご来院ください。 なお、診療の結果、入院などの必要性が見つかった場合、大阪急性期・総合医療センター、大阪警察病院、JR大阪鉄道病院、大阪市立大学医学部附属病院など連携している医療機関に紹介しています。 任意接種は自由診療です。 料金は料金表をご確認ください。 【重要】コロナ対策について。 受診される皆様へ 現在、待合室での患者さま同士の接触を避けるため、時間毎の診察予約枠を制限しています。 皆さまにできるだけ安心して受診頂けますよう、以下につきましてご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。 尚、予防接種・健診の時間帯はこれまでどおりで行っています。

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いのうえ小児科 阪南クリニックのアルバイト/パート情報【イーアイデム】大阪市阿倍野区の医療事務・受付求人情報(ID:A00221962994)

いのうえ 小児科 阪南 クリニック

クリニックを開院したここは、私の祖父が「井上産婦人科」を、父が「井上クリニック」を開業していた場所なんです。 産婦人科医師であった父の患者さんがお子さんを連れて来られることもあります。 私はここで生まれ育ち、学生時代を過ごしましたが、医師になってからは常に勤務先の病院のそばに住んでいましたので、こちらに帰ってくるのは25年ぶりです。 患者さんの親御さんが久しぶりに会う昔の同級生だったりして、驚くこともあります。 阪南町は大阪の中でも下町らしい下町で、昔ながらの良い風情のある町です。 周りには古い長屋もまだたくさん残っています。 開業前は、この辺りには子どもは少ないんじゃないかと思っていましたが、意外にも皆さん子だくさんで、若いファミリーも大勢いらっしゃるようです。 駅周辺にはマンションも増えましたし、古い戸建てを建て替えられて住まれる方も多いんでしょうね。 新規開院して1ヵ月余りですが、どのような患者さんが来られますか? 多いのは感染症ですが、アレルギーのお子さんや、離乳食の進め方や夜泣きなど日ごろの子育てに悩む親御さんも来られます。 「そこで転んだ!」と言って駆け込んで来られる外傷の患者さんもいます。 その辺が、何でも診る「町のかかりつけ医」という感じですね。 内科というのは細分化されており、診療する専門性がはっきりとしている科なんです。 その中で、ゼネラルに体全体を診ることのできる科が小児科で、そこに惹かれて小児科医師をめざす人も多いんです。 私も最初の頃は、「医師になった限りは体全部を診られるようになりたい」と思って小児科に進みました。 大学病院に長く勤めていると、自分の専門に注力して診察することが多くなっていましたが、開業し、いろんな患者さんに接する中で、現在は小児科医師の原点に立ち返った気持ちがします。 よく「病院で風邪をもらった」とか言いますよね。 そういったことが起こらないように、開院にあたって、クリニックを感染・非感染ゾーンに分けたいと思いました。 理想的なのは入り口を分けることですが、スペースの都合もありますので、入り口を入ってすぐに患者さんの動線が感染、非感染の左右に分かれるようにしました。 左側を緑、右側を黄色のインテリアで統一し、患者さんが色をたどれば、待合室から診察室へ移動できるようになっています。 もちろん診察室も2室あり、これなら患者さん同士の動線が交差することはありません。 感染症の患者さんを隔離するための完全個室も2室用意しました。 一般診療の診察時間に予防接種に来られた患者さんが、院内で風邪をうつされた、というようなことはできるだけ避けたいですから。 子どものためなら頑張れる。 前進し続けた勤務医時代 私には「医師になった限りは、人の命を助けるようなことがしたい」という気持ちが強くありました。 小児科の疾患には自然治癒するものも多く、例えば感染症なんかだと免疫力によって、勝手に治ってしまったりするんです。 治すことのできない先天的な疾患などは手術で治療することもあり、そうなると内科ではなく外科の領域になります。 その中で「血液がん」という疾患は放っておくと死に至る病で、決して自然と治っていくものではありません。 命を奪ってしまう病の克服をサポートし、子どもたちを元気にできるということは、医師として大きなやりがいがありました。 子どもたちは、体調が良くなると元気に笑顔を見せてくれます。 「どんなに自分が大変でも、あの子たちのためなら頑張れる」そう思うことができたんです。 大学病院には亡くなっていく患者さんもいらっしゃるし、わが子ががんだと告知された親御さんもいらっしゃいます。 やりがいを感じる反面、心が折れそうになることも何度もありました。 それでも、元気になっていく子どもたちがいるからこそ頑張れたんです。 開業医になった今は、日々の診療の中で出会う子どもたちや、日頃の悩みを抱えていらっしゃる親御さんも多いですから、一回一回の診療が勝負だと思っています。 入院している患者さんとは長いスパンの中で信頼関係を築くことができますが、ここではそうはいきません。 こんな小さなクリニックにぽんと来てくださって、私の経歴なんて何も知らない状況で、信頼してもらおうなんて簡単なはずがありません。 それでも話をして「安心しました」と言って帰ってくださるとうれしいし、難しい病気を治すんじゃなくても信頼してもらえるんだな、と近頃は思っています。 地域のかかりつけ医、そして小児がん患者の窓口として 地域のかかりつけ医として、患者さんとご家族に寄り添った信頼の置けるクリニックになることです。 日常的な病気の診察や健診、予防接種などの一般小児科診療を通して、できるだけわかりやすく、的確な応答ができるように努めたいと思っています。 そして将来的には、小児血液がんの患者さんのサポートもできればと思っています。 小児がんを診療できる施設は限られた場所にしかなく、また、終末期で在宅医療を希望する子どもの患者さんを診ることのできる市中の開業医は少ないのが現状です。 最後を自宅で過ごしたいお子さんの在宅医療や、かかっている病院へ行くほどではないけれど診療してもらいたいという小児がんの患者さんのために、何らかの形でこれまでの自分の経験を生かすことができれば、と思っています。

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